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2011/02/11 01:02
昨日の小沢氏のニコニコ生放送は、7万5千人近くのアクセスがあった。丁度この時間帯に同じニコニコ生放送で岡田幹事長、枝野が記者会見を開いていた。小沢氏が出演するときは余程、他の人に視聴させたくないのであろう。何とも考えが浅はかで、ケツの穴が小さい。
小沢氏はこのニコニコ生放送に出席する前に菅代表と会談していた。この内容について聞かれ、菅氏から「裁判が決着するまで党を離れてはどうか」と自発的な離党を要請されことを述べた。小沢氏からは強制起訴は所謂普通の検察の起訴とは違うとして、自発的な離党をする理由がないとして拒否した。
これを話した途端、マスコミ各社がこの話をテレビ、WEBニュースに即流した。読売新聞のWEBニュースには、人のフンドシを借りて赤帯の速報を報道した。
NHKなどはインターネットのニコニコ生放送から映像を取ったことは言わず、まるでマスコミの前での記者会見したような言い方で報道した。インターネット動画での会見などとはプライドをかけて言いたくはないのであろう。
小沢氏は、政倫審についても、何度も強調して話したのは裁判の法廷の方が国会でやり取りをするよりは、余程開かれた場であると述べ、国会のような閉じた世界で同時にやる必要がないと断った。
また、マスコミが「政治とカネ」と毎回言うが、政治とカネとは具体的にどこのどれが問題かわからいとかなり強い口調で述べた。そうだその通りだ! 小沢さんはこのように言うべきことは言わなければならない。これもインターネットだから言えることである。なぜなら、テレビでは完全にカットされるからだ。
小沢氏がこう主張したのは正論である。菅、岡田は14日にも常任幹事会で処分の結論を付けると言った。その落としどころは小沢氏の党員資格停止ということである。ここまで、言うなら、菅支持グループで固めた常任幹事会では岡田が言うように党員資格停止決議が通されてしまうろう。
小沢氏は、拒否するとこのような状態になることは、十分推測していると思われる。
菅の病気的な頭の働きは異常で被害妄想的症状を呈している。何か壊れている印象がする。
小沢氏が、それでも敢えて正論を言ったということは、今後どんな事態になろうとも、無実の罪の者を罰する責任は、菅にあるとの既成事実を作ったと考えている。
これで、小沢氏が新党などを作って離党しても大義名分は立つ。いつも、壊し屋、壊し屋と言われなくて済む。
一見、菅が有利に見えるが、これで完全にボールは菅に投げられた。つまり、何か問題が生じても菅の責任という条件がそろった。
次の段階として、本当に党員資格停止を議決されたら、さすがの小沢さんと言えども党には居続けることは難しいと思う。小沢氏が一人では何も出来ないので民主党に残ると言ったことからすると、民主党員でなくなれば一人では何もできないので仲間を募るであろう。
やはり、小沢氏を支持する仲間が次の出番となる。これは衆議院で予算の再可決の際に、小沢氏を支持する議員が予算案に反対するか、欠席のお仕置きが待っている。
いずれにしても、政界再編は避けがたいことから、こうならざるを得ないと思われる。
ただ、小沢氏側がジョーカーを切るのは、菅執行部がやっとの思いで社民党を引き入れて、数合わせをした場合で、投票の時期でよい。それが最も効果的であるからだ。
賽は投げられた。
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