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http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5439
閣僚の虚偽答弁は問題なしとは・・・。政府の閣議決定にはあきれるばかり
政府は2月4日、国会で閣僚が虚偽答弁、つまりウソの答弁を行っても、「内容次第で必ずしも政治的・道義的責任は生じない」ということを閣議決定しました。
昨年12月にそういう政府答弁書を出していたんですが、それはおかしいと自民党の山谷えり子参議院議員が質問主意書を出したところ、それに対する答弁書を閣議で了承したわけです。
ウソの答弁をしても、「国民からの信頼を損ねるとの指摘は当たらず、撤回する必要はない」と。閣僚はウソの答弁をしても結構ということです。
あきれましたね。1億2000万人の国民の生命財産を守り、将来安心して暮らせるような国をつくっていこう、そのためには命を投げ出すつもりで国会議員になったんだという志と覚悟を持っていれば、こういうことは絶対にあり得ない。
民主党は一昨年8月の総選挙で、マニフェストによって圧倒的に勝ちました。マニフェストでは子ども手当を2万6000円出します、高速道路は全部無料化しますと言っていた。しかし、できてない。ウソじゃないですか。
今回の閣議決定はマニフェストとは関係ないですが、虚偽答弁してもいいと閣議決定するような男を総理大臣にしてはダメですよ。このまま民主党政権が続いたら大変なことになります。
国民の無自覚さも問題。マスコミ報道はインチキだから騙されるな
今から5年半前、小泉(純一郎・元首相)さんの郵政改革選挙では自民党が圧勝しました。郵政民営化反対と言った議員は除名され、刺客を送り込まれたりした。
そして1年半前、今度は国民こぞって民主党に期待して、全く別の主張をした民主党が圧倒的多数になった。だから民主主義というのは怖い、選挙というのは怖いんです。
これは結局、国民の問題でもあるわけです。おいしいことを言ってくれたら、その政党に投票する。国民が非常に無自覚であるということです。
ただ、国民の無自覚さを助長しているのはマスコミです。マスコミというのは常に権力側、体制側にいます。きちんと正しい情報を出さない。
私に言わせるとマスコミの世論調査は全部インチキです。都合のいい数字だけで作っているので、世論調査の結果というのは信用しない方がいい。
今インターネットでいろいろな情報が行き交っているのは、マスコミに対する国民の不信、不満があると思います。しかし残念ながら、マスコミの出す大量の情報に騙されてしまう。
騙されないためには、自分が集められるだけの情報を集めることです。できれば外国のテレビを見ればいい。BSなどは同時通訳や字幕が付いている。
どんなことが実際に世の中で起こっているのかを、国民一人ひとりが考えていかなければいけません。
国会はずっと八百長。低レベルの国会議員に国の将来は託せない
大相撲の八百長問題が騒がれていますが、国会はそもそもずっと八百長だったんです。自民党政権の時代から。
例えば野党の国会議員が外交問題について質問しようとすると、外務省の役人に質問を作らせるわけです。そして答弁する与党の方は、同じく外務省の役人に答弁書を書かせる。
質問する方も答弁する方も、同じ役所の書いたペーパーを読んでいるわけです。まさにヤラセ、八百長です。
今は与野党ともにダメです。前は小泉チルドレン、今回は小沢(一郎・元民主党代表)チルドレンと呼ばれる議員がいっぱい当選しましたが、ほとんどは国会議員の役割の何たるかという認識と覚悟が希薄だと思います。
亡国の直前まで来ている現在の状況で、そんなレベルの国会議員に将来を託すことなどできません。
私は「この国」という言葉が嫌いなんですが、それは自分の国じゃないみたいだからです。やはり「我が国」と言うべきです。
「我が国」と思ったらみんな真剣に考えると思います。家庭だって「我が家」でしょう、「この家」ではない。会社も「我が社」です。
菅政権あるいは政治家の大多数は「我が国」ではなく「この国」だと思っている。だからウソをついても平気なんです。
小沢氏の強制起訴は疑問。検察審査員は本当に無作為に選ばれているのか
小沢さんが強制起訴されましたが、検察審査会にはいくつか問題があります。
1つは検察審査員です。国民から選ばれた11人で構成されますが、みな素人です。この人たちをどうやって選ぶのか、その基準が分からない。アトランダムに選ぶというけれども、アトランダムではないはずです。
というのは、現在の日本の人口構成は高齢者が多くて逆ピラミッド型になっていますが、新聞報道を見る限りでは今回の審査員の平均年齢は30代前半です。ですから私は意図的に選んでいるんじゃないかと思うわけです。
また、検察審査会が起訴相当と議決したからということで起訴しましたが、こういうやり方が果たしていいのか。白黒はっきりしないからとにかく裁判にかけてしまえというのは、ある意味で人民裁判です。
ただ、小沢さん自身が疑惑を持たれていることは間違いない。小沢さんはこれまで政治のど真ん中でやってきました。その小沢さんの力量と小沢さんに対する国民の期待、仲間の議員の期待も高かったと思います。
であればこそ、逃げ隠れしているというふうに思われないように、男として、志を持った政治家として堂々とやるべきでした。
国民に対し、また仲間の議員に対して身の潔白を証明するために、政治倫理審査会や証人喚問に出て堂々とやるべきだったと思います。
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