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「小沢・河村新党」が日本を救う。愛知県知事選と名古屋市長選の結果は、民主党もダメ、自民党もダメ。反既成政党としての「小沢・河村新党」しかないということだろう。 ( 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』)
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20110209/1297209051
自民党から民主党へ…という政権交代に夢を託したが、今や、自民党以上に自民党化してしまった民主党に対しても、失望を通り越して絶望の淵にある多くの国民の集合的無意識とでも呼ぶべき、濁流のごとき政治意識の奔流は、これから何処へ向かおうとしているのだろうか。大いに気になるところだが、愛知県知事選と名古屋市長選の結果を見れば、自ずから明らかになる。愛知県知事選と名古屋市長選の結果は、民主党もダメ、自民党もダメ。反既成政党としての「小沢・河村新党」しかないということだろう。そこで早速、新しい動きがあったようだ。河村たかし名古屋市長が、愛知県知事となった大村秀章を伴って、当選報告を兼ねて、小沢一郎を「表敬訪問」したという。なんとも愉快な話である。愛知県や名古屋市で起きている「大地殻変動」は、愛知県や名古屋市だけの話ではない。今、解散総選挙となれば、民主党はほぼ全滅するだろうが、しかしそれだからと言って、自民党が勝つということにはならない。自民党もまた壊滅的打撃を受けるだろう。ところで、今更、言うまでもないことだが、既に菅直人は、実質的に統治能力を失っている。愛知県知事選と名古屋市長選の大惨敗を受けて、菅直人は敗因の「分析」をするとかなんとか言っていたはずだが、「分析」も「総括」も出来ないようだ。また、馬鹿の一つ覚えというわけで、小沢問題を持ち出して、今度は、小沢一郎に対して「党員資格停止」なのだそうである。これまで、何かあると離党勧告だの議員辞職勧告だのと喚き散らしていたが、今度は「党員資格停止」だそうである。まるでストーカーである。日本国民の多くは、小沢ではなく、菅直人とそのパートナーが大嫌いなのだとうことが分からないらしい。まことに、オメデタイ夫婦である。
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