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2011-02-08 22:08:35
NHK BS のニュースで、一瞬見ただけの菅直人の答弁ぶりに、唖然としてしまった。
ろれつは回って居らず、表情は生気が全く無い。
声は不自然に喉に絡み、発声自体も変。
生きているのだろうか。
ただ、生命維持装置につながっている事で、身体機能が継続している状態の如くで有った。
自分に全く自信がない為の、発言の不明瞭さ。
何もかもに、捨て鉢で、おどおどビクビク。
顔は、表情が一切無く、壊れたお面が張り付いた如く。
目玉だけが、何も見ていないかの如くに焦点が定まらず、光も無い。
そのくせ、開き直った無責任さも。
▶首相あいまい答弁に終始、政権公約破綻鮮明に(読売見出し)
>8日の衆院予算委員会の集中審議では、民主党のマニフェスト(政権公約)の実現を疑問視する野党側に対し、菅首相は実現の道筋を示すことなくあいまいな答弁に終始し、政権公約の破綻状態が鮮明になった。
【読売新聞/2月8日(火)22時25分配信】
これが、我が国の最高指導者である。
身震いを禁じ得ない。
菅直人は、このまま総理大臣を続けるつもりなのだろうか。
勿論、『総理のイス』が人生の究極の目標であった彼が、やっと勝ち取ったそのイスを、自ら捨てる筈が無い事は、百も承知なのだが。
それにしても、<精神も肉体も>尋常では無い、としか見受けられない。
本当に、何の自覚症状も無いのだろうか。
このままの状態で、日本を動かす決定的な地位に居座り続けられては、いくら<優秀な>霞ヶ関の官僚達が付いているといっても、一朝事が起こった際に、決定的な破綻を来してしまうに違いない。
ところで、彼本人の事も心配であるが、民主党全体として、まともに見ている訳にはいかないと言うのは、どうやら誰しも同じのようである。
▶JAL稲盛会長「政権の体たらく、大変落胆」(読売見出し)
>日本航空の稲盛和夫会長は8日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、民主党政権について、「現在の体たらくをみると、こういうことで支援したつもりはなかったので、大変落胆をしている」と述べた。≫
『体たらく』
公人による、公的機会に置ける、公的発言としては「最大級の叱責」である。
「こういうつもりで支援したつもりでは無かった」
これは、何も稲森氏云々だけでなく、2009年8月30日に、民主党に投票し<政権交代>を成さしめた『全国民』の、等しい思いである。
胸の内に、鬱々と絡み付き、持って行き場の無い怒りに身を焼かれる思いでいる、全国民の共通の叫びである。
>稲盛氏は「これも民主主義の結果だろうと思っていて、色んなことが起きて再度新しい政治体制ができあがってくる」と指摘した。
>今後の民主党との関係については、「1回目の政権交代可能な状態までは一生懸命、熱を入れてやったが、私も年だし、あとは静観してみていこうと思っている」と語り、距離を置く考えを示した。
【読売新聞/2月8日(火)23時11分配信】
この『稲森』氏の様に、全国に向けて「思いを訴えかけられる」手段のある人は、まだしも幸いであろう。
誰だって、「大変落胆」している。
しかし、彼の様に「功成り名を遂げた」人物ならば、「後は静観して・・・」等と
鷹揚に構えていても良かろうが、政治の動きの細かな一つ一つに、直接生活に影響を受ける、我々庶民に取っては「とんでもない事」なのだ。
『支援 一転 静観』どころでは無い。
即刻、政権の場からご退場願わなければならない。
直ちに。
それにしても、自己保身だけは、忘れないらしい。
そして、<本物>の横では存在価値を無くす<偽物>として、本物を陥れる事だけが、生き延びられる道であると、かたくなに思い込んだ居るらしい。
個々、ここに至ってまで。
▶小沢氏に会談申し入れ=菅首相(時事見出し)
>強制起訴された小沢一郎民主党元代表の処分問題で、菅直人首相が小沢氏に会談を申し入れたことが8日、分かった。同党関係者が明らかにした。
【時事通信/2月8日(火)22時56分配信】
無理解と言う物は、恐ろしい。
そのくせ、権力闘争だけは、途切れる事無く引きずって行く様だ。
今更、小沢氏に会って、何を語ると言うのだろう。
いや。
語るのでは無く、「<党員資格>の停止を通告する」つもりなのだろう。
まさに、おのが身を喰らいながら、自分だけ助かろうとする<夜叉>の如し。
そして、「自分だけ助かろう」とするのは、何も菅直人に限った事では無かった。
『民主党』と言う存在そのものが、中央から地方に渡って、総て同じコズルさで繋がっているらしい。
小沢氏周辺の、数十名を除いて。
▶<民主名古屋市議団>焦りの方向転換 報酬半減を容認(毎日見出し)
>解散で失職した民主党名古屋市議団が8日、河村たかし市長(62)が求める議員報酬半減の容認に転じた。背景には「トリプル投票」で示された議会批判の民意がある。再び市長側と争う3月の出直し市議選まで1カ月余り。前議員らの動揺は大きい。
【毎日新聞/2月9日(水)2時19分配信】
今世紀前半の、最大の茶番劇である。
昨日「議員バッジを外すのが辛い」と、リコール解散投票結果を受け入れ難い表情であった彼等は、一夜明けると、たちまちにして<変節>してしまった。
実に鮮やか。
誠に敏速。
「あっぱれ」と言うべきか。
では、ここに至るまで「河村市長」に楯ついて、とことん反対して来た、あの抵抗は一体なんだったのか?
『民主党愛知県議団』の政治哲学は、一体全体何なのだ。
ところで、意外なさざ波をたてたのが、予想外の三名の会談であった。
▶<小沢元代表>新党? 臆測呼ぶ「村村コンビ」との会談(毎日見出し)
>トリプル投票で圧勝した名古屋市の河村たかし市長と新愛知県知事の大村秀章前衆院議員が民主党の小沢一郎元代表を国会に訪ねた8日の会談が臆測を呼んでいる。減税や中京都構想でタッグを組む両氏に加え、強制起訴で党員資格停止も取りざたされる小沢元代表の“微妙な”タイミングでの顔合わせに、県政界内では「新党設立の布石では」とのささやきも漏れている。
【毎日新聞/2月9日(水)1時56分配信】
鋭いツイートを連発されている『卵かけご飯』さんは、早くから河村氏への批判を繰り返して居られた。
↓
「卵かけ ごはん」
http://twitter.com/egg_rice#
そして、尊敬するブログ『明けの翼』の『とらよし』さんも、河村政治に警報を発していらっしゃる。
↓
『愛知・名古屋の低民度 - 虚しい喝采』
http://kanom35.blog.shinobi.jp/Entry/320/
私自身は、あそこまで「名古屋弁」で通す彼の立ち居振る舞いに、やや首を傾げざるを得ない事も感じていた物の、「思いつきの行き当たりばったり」の如くに見える彼の発言が、一々正論であると感じ、どちらかと言えば<消極的支持>をしていた。
国政のリーダーの器では無いにしろ、参謀として、或は地方の首長としては、かなり有能なのでは無いか、と思っていた。
何故「消極的」かと言うと、残念ながら情報不足で、『河村たかし』と言う政治家の真の姿が、見えなかったからである。
大村氏に至っては、テレビの政治バラエティーでの、腰の据わらない発言と物腰に、信を置くには至っていない。
河村氏に口説かれて「共同戦線」を張った結果、今回は巧く行ったが、このまま「河村命」で続くかというのも、疑問な所が有る。
人間の本質がそうそう急に変わる筈も無く、もし「大村の個性」を発揮しはじめるとすれば、両者の意見に食い違いが出て来るに違いない。
これから注意深く見守って行かなければ、と思っている。
まさか、小沢氏がこの二人とまともに組んで、「政界再編」でもあるまいが、今回の流れの中で、小沢氏は支持していたのだろう。
小沢、河村両者共に「岡田に切って捨てられた」という点に於いて、共通項を持つ二人である。
「新進党以来の」というこの二人の関係が、どれほどの物か私には不明で有る以上、これ以上の分析は出来ない。
しかし、複数の論客たちが、河村氏に対して否定的立場を取っていらっしゃると言う事は、なにか注意しなければならない側面がありそうだ、と立場を再考するに至った。
ただ、肯定的資料も付け加えておく。
敬愛する大先輩ブロガー『おのま@カナダ」センセイの『木霊の宿る町』です。
↓
『資料 河村たかし・動画』
http://onomar.jugem.jp/?eid=3407
とにかく、現在の「菅直人に率いられる」民主党は、存在価値を失ってしまったことに関しては、確かである。
予算審議が、どの時点で立ちいかなくなるのかで、菅直人の余命が決まる訳だろう。
「その後」を巡っての<前原=仙谷>と<岡田=枝野>という対立軸が出来上がっていると、漏れ伝わる。
そのどちらも、菅直人がもたらした国家への厄災を、完結させるだけで有る事は明白である。
そうである以上、何としてもその流れを食い止める為には、「小沢氏を軸に」した救国戦線の如き選択肢の結成が、早急に求められている。
日本が沈没してしまう前に、もし何とか出来るのであれば、何としても「その手」を打たねばならない。
『民主党A』が、待たれる。
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