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自ら出処進退を判断するとは、圧力を受け入れてやめろという意味なのか?それとも、自分で辞める辞めないの判断をしろの意味か? だから、岡田克也が言っていることは、民主党を「辞めてくれ」とか議員を「辞めてくれ」ということだ。 それをはっきり言う度胸というか、正当性の自覚がないから、「出処進退を自ら判断して」というどちらともとれる責任逃れができる言葉を使うのだ。 せっかく「出処進退を自ら判断して」と言う要請なのだから、自ら判断して議員辞職もせず離党もしないとはっきり言えばいい。ついでに、「君は国語能力がないね」と皮肉の一つでもつけておくことだ。 ともかく、政治とかねの問題はすでに裁判の場に委ねられている。そして、数億とか数十億の規模の政治とカネの問題など戦後から今までに吐いて捨てるほどあったはずだ。その内刑事事件化したものなど1割もないだろう。 いい加減にキチンと政策論議をするべきだ。そして、今日本が直面しているリスクをキチンと一般市民に説明するべきだ。財政が本当はどういう状況なのか、消費税は市民生活にどんな影響を与えるのか、TPPは単に対米関係を縛るものではないのか等々、いっぱいある。最も重要なものが原発と大地震の関係だ。原発震災が起こらなくても大地震が起これば100兆円規模の損害が出るとされているのだから、単に避難経路の周知徹底を言うのではなくて、巨額な損害からどうやって立ち直るのかその筋道をシュミレーションしてみせるべきだ。預貯金がどうなるのか、株式市場がどうなるのか、そういったことはまったく情報公開されていないのだから。 今日の国会中継も野党議員の質問のかなりの部分は人格攻撃に終始している。単に表面的なことでけなすことしかできない国会議員や、与党議員としての仕事しない議員のほうがよっぽど自ら出処進退を考えるべきだろう。 *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<336>>
小沢一郎前民主党代表について、岡田克也民主党現幹事長が「自ら出処進退を判断してほしい」と言っている。しかし、既に小沢一郎前民主党代表は議員辞職せず民主党を離党もしないと既に意思を表明している。
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