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(回答先: 陸山会事件―国民感覚との大きな遊離 投稿者 スタン反戦 日時 2011 年 2 月 08 日 17:24:24)
産経新聞 2月7日(月)23時1分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110207-00000628-san-soci
■小沢民主党元代表から借入した4億円の不記載
石川被告は小沢元代表から平成16年10月12日ごろ、4億円を一括して現金で受領し、陸山会の口座に複数回に分けて入金した。収支報告書には借入金として「10月29日、4億円、小沢一郎」との記載した。作業を完了した日を記載したもので不記載の事実はない。
■土地取得代金などの支払いを記載しなかったとの点
司法書士から不動産の所有権移転本登記を平成17年1月に行うことが違法ではないという回答を受け、16年中に土地取得代金を支出しても記載はそのときでよいと判断した。
■小沢元代表からの4億円借入事実、不動産取得事実の隠蔽の意思はなかった
検察は小沢元代表が拠出した4億円の資金は、ゼネコンなどから受けた不正献金による裏金だと主張するが、具体的な証拠はない。
16年10月15日に東京都港区赤坂のホテルで水谷建設元社長から5千万円を受領した記憶はない。捜査中に検察官から脅迫的および利益誘導的な取り調べを受けて、畏怖困惑し、衆院議員の職を辞するとの調書まで取られても断じて譲っておらず、信用性が高い。
■共謀の不存在
大久保被告が会計責任者として届けられていたが、形式的なもので、経理事務は石川被告が行い、大久保被告が石川被告の仕事に介入し監視することはなかった。小沢元代表から陸山会への4億円の貸し付けについての事実関係も大久保被告は知らなかったはず。収支報告書作成についても報告や連絡はせず、大久保被告の署名押印も石川被告が代筆し、勝手に押捺(おうなつ)した。
■調書の一部については任意性や信用性がないこと
逮捕前に検事から「認めないと特捜部はなんでもできる。恐ろしい組織」などといわれ、一部不記載について故意を認めた調書にサインした。勾留(こうりゅう)中には検事からの利益誘導や幼児を抱える女性秘書が長時間の取り調べを受けたこともあり、恐怖感と絶望感から、収支報告書の手落ち不完全があったのなら、やむを得ないとして自供調書に署名した。保釈後には、拘留中の調書と異なる供述をしたにもかかわらず、内容を維持しなければ、小沢元代表の検察審査会での判断に悪影響が出るなどと、検事が不相当な利益誘導を行ったことなどから、維持することに同意し、署名した。
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