04. 市民の力 2011年2月07日 17:38:31: nm4zzrMntFJdw
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報道機関としては最早存在意義もない産経新聞だが、裁判速報は以外と頑張っているネットニュース(MSN産経)。 時系列にニュースを追ってみた。 ◆今後の公判の日程と争点 小沢被告の公判にも影響(2011.2.7 10:09)◆ http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110207/trl11020710130000-n1.htm
☆写真=初公判のため東京地裁に入る石川知裕被告=7日午前9時40分 小沢一郎民主党元代表(68)の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反罪に問われた衆院議員、石川知裕被告(37)ら元秘書3人の公判は計17回の期日を経て7月に結審し、判決は秋ごろに言い渡される公算が大きい。8日からは証人尋問が始まり、審理が本格化。中堅ゼネコン「水谷建設」の関係者の出廷は4月ごろとみられている。 公判での最大の争点は石川被告の供述調書の任意性と信用性。小沢被告に虚偽記載を報告し了承を得たとする調書は、小沢被告の強制起訴の支えとなっており、今秋にも始まる小沢被告本人の公判にも影響を与える可能性が高い。 審理は月2〜4回のペースで集中的に開かれ、6月20日に論告求刑、7月20日に最終弁論が行われ、結審する予定だ。 8日の第2回公判から証人尋問が行われ、まずは銀行関係者2人が出廷。平成16年に陸山会が土地を購入した際の石川被告とのやり取りや、小沢被告の個人資産の出納について証言するとみられる。 その後は元公設第1秘書の大久保隆規被告(49)、石川被告、元私設秘書の池田光智被告(33)の順番で被告人質問が予定されている。公判での証言と、捜査段階の供述調書のどちらが信用性があるかが争われるため、検察側、弁護側ともに被告人質問を最重視し、3月末までかかる見通しだ。 水谷建設からの裏献金疑惑をめぐる証拠調べが始まるのは、被告人質問が終わった4月ごろから。裏献金について一転、あいまいな説明をしている水谷建設の元会長(65)や16年に石川被告に裏献金を手渡したと供述した元社長(53)ら計6人が法廷で証言し、激しい応酬が予想される。 ◆石川被告ら小沢氏元秘書3人の初公判始まる(2011.2.7 10:11)◆ http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110207/trl11020710130001-n1.htm ☆写真=東京地裁に入る石川知裕被告=7日午前、東京・霞が関(緑川真実撮影) 小沢一郎民主党元代表(68)の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反罪に問われた衆院議員、石川知裕被告(37)ら元秘書3人の公判が始まった。 ※陸山会事件 小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」が平成16年に購入した土地を翌17年の政治資金収支報告書に記載したとして、市民団体が21年11月、政治資金規正法違反罪で石川知裕衆院議員ら元秘書3人を刑事告発。小沢元代表は22年1月に追加で刑事告発された。東京地検特捜部は同2月、告発された16、17年分のほか、19年分の同法違反罪で元秘書3人を起訴し、小沢元代表については16、17年分を嫌疑不十分で不起訴とした。
市民団体からの審査申し立てを受けた東京第5検察審査会は同5月、16、17年分について「起訴相当」と議決。特捜部は再び不起訴としたが、第5検審は同9月に「起訴すべきだ」と議決し、小沢元代表は今年1月、強制起訴された。 ◆3被告否認は「織り込み済み」民主議員、言葉少な(2011.2.7 11:23) http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110207/trl11020711250003-n1.htm ☆写真=東京地裁に入る小沢氏の元私設秘書、石川知裕被告=7日午前、東京・霞が関(緑川真実撮影) 国会で与野党の攻防が続く中、開かれた7日の陸山会事件初公判。石川知裕衆院議員は無罪を主張した。強制起訴された小沢一郎元民主党代表の裁判へどう影響するのか。石川議員が所属していた民主党の国会議員らは「推移を見守る」と言葉少なだった。 小沢元代表を支持する弁護士の辻恵衆院議員は「そもそも公判請求される事件ではない。代金の支払時期と登記時期でのずれはままあることだ」と指摘。 「供述を誘導されたという石川議員の録音テープでも分かるように、検察は、検察審査会を利用し、小沢氏を起訴に持ち込みたいという意思を持続させていた。その構造が公判の中で明らかになることを期待する」と話した。 一方、横粂勝仁衆院議員は「小沢氏の強制起訴と石川氏の無罪主張は想定されたもので、織り込み済み」と冷静に受け止める。「延々と報道される『政治とカネ』の問題に、国民はいいかげん嫌気が差している。政策をもっと論じてほしいと思っているはずだ」と淡々と話した。 ◆石川被告ら「現金受領、断じてない」起訴内容否認 裏献金めぐり全面対決(2011.2.7 11:30)◆ http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110207/trl11020710310002-n1.htm ☆写真=東京地裁に入る石川知裕被告=7日午前、東京・霞が関(緑川真実撮影) 小沢一郎民主党元代表(68)の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた衆院議員、石川知裕被告(37)ら元秘書3人の初公判が7日、東京地裁(登石郁朗裁判長)で開かれ、3被告全員が起訴内容を否認し、無罪を主張した。 石川被告は「(収支報告書の)虚偽記載との意識はなかった。小沢議員から借用した4億円については記載したつもりだ」などと起訴内容を否認。他の秘書との共謀も認めなかった。元公設第1秘書の大久保隆規被告(49)は「虚偽の記入があったかどうかは知らなかった」とし、元私設秘書の池田光智被告(33)は「虚偽記載をするつもりは全くなかった」と否認。全員が全面的に争う姿勢を見せた。 公判は虚偽記載の違法性の認識や、中堅ゼネコン「水谷建設」からの裏献金の有無のほか、捜査段階で収支報告書への虚偽記載を認めた石川、池田両被告の供述調書の信用性が主な争点。3被告と共謀したとして同罪で強制起訴された小沢被告の公判にも影響を与えるのは必至だ。 検察側は冒頭陳述で、裏献金は胆沢ダム建設工事を下請け受注した水谷建設側からの謝礼だったと指摘。動機として、陸山会が小沢被告から借り入れたとされる4億円を収支報告書に記載すると、「報道機関が胆沢ダム工事との関連に着目し、裏献金受領が露見する恐れがあった」とした。 弁護側は平成16年分の収支報告書に借入金として「10月29日、4億円、小澤一郎」との記載があり、虚偽記載には当たらないと主張。裏献金は石川、大久保両被告ともに「そのような事実は断じてない」と否定した。 起訴状によると、3被告は陸山会の土地購入費に充てられたとされる借入金4億円を16年分収支報告書に、返済金4億円を19年分収支報告書に記入しなかったなどとされる。公判では、大久保被告が政治資金規正法違反罪に問われ、公判が延期されていた西松建設の違法献金事件も、併せて審理される予定。 ◆「違うよ」とつぶやく石川被告 検察の「偽装工作」指摘に(2011.2.7 12:41)◆ http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110207/trl11020712420005-n1.htm ☆写真=東京地裁に入る石川知裕被告=7日午前、東京・霞が関(緑川真実撮影) 元秘書3人はきっぱりと無罪を主張した。7日、東京地裁で始まった「陸山会」の政治資金収支報告書虚偽記入事件の初公判。強制起訴された小沢一郎民主党元代表の公判への影響が念頭にあるのか、被告の石川知裕衆院議員(37)らは丁寧に時間をかけて検察側の起訴内容に反論した。検察側が「偽装工作をしようとした」と冒頭陳述で触れると、石川議員の口は「違うよ」とつぶやくように動いた。 自らのホームページで4日に「裁判所には傍聴にも行ったことがなく入るのも初めて」「きちんと闘っていきたい」との心境を明らかにした石川議員。「久しぶりに会えるのは楽しみ」とも書き込んだ通り、法廷で大久保隆規元公設秘書(49)、池田光智元私設秘書(33)と無言のまま視線を交わし合った。 ◆「無罪信じている」 石川被告の地元・北海道の支援者(2011.2.7 12:54)◆ http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110207/trl11020712550006-n1.htm ☆写真=東京地裁に入る石川知裕被告=7日午前、東京・霞が関(緑川真実撮影) 衆院議員、石川知裕被告(37)らが政治資金規正法違反の罪に問われた「陸山会」の政治資金収支報告書虚偽記入事件の7日の初公判。石川議員の地元、北海道帯広市などでは、支援者らが「無罪を信じている」と述べ、公判の行方を見守った。 「(厚生労働省文書偽造事件で無罪が確定した)村木厚子さんのこともある。無罪を勝ち取ってくれると信じている」と話すのは藤浦義弘連合後援会長。「地元では、中川昭一元財務相が死亡し、鈴木宗男元衆院議員が服役した。石川議員には頑張ってほしい」と祈るように話す。 別の後援会幹部の男性は「今の検察はボロボロ。無罪を絶対勝ち取ってくれると思っている」と強気に語った。 ◆裏献金めぐり激突 検察VS弁護側が全面戦争(2011.2.7 13:18)◆ http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110207/trl11020713200008-n1.htm (1/2ページ) ゼネコンからの「裏献金」はあったのか。小沢一郎民主党元代表の元秘書3人の初公判では検察側、弁護側が裏献金の有無をめぐり攻防を繰り広げた。 検察側は、中堅ゼネコン「水谷建設」が、大久保隆規被告(49)からの要求を受けて、胆沢ダム(岩手県奥州市)下請け工事の受注謝礼として、平成16年10月と17年4月にそれぞれ5千万円を渡したと指摘。 検察側によると、小沢事務所の公共工事業者選定の意向を伝える役割だった大久保被告は16年9月ごろ、水谷建設元社長に1億円を要求。元社長は受注業者が決定する10月7日から海外出張だったため、大久保被告は前日の6日と、元社長帰国後の14日に具体的な日程を相談した。その結果、元社長は15日午後、東京都港区内のホテルで大久保被告の代理で訪れた石川知裕被告(37)に宅急便の袋に入った現金5千万円を手渡した。 また残り5千万円は、17年4月19日に大久保被告が同じホテルで元社長から受領。ほかにも、大久保被告は元社長から料亭で接待を受けたり、「お歳暮」「お中元」などとして100万円を受け取るなどしていたという。検察側はこうした裏献金の実態を明らかにし、虚偽記載の動機について「建設業者からの謝礼金など小沢事務所での収入実態が露見するのを回避しようと考えた」と指摘した。 (2/2ページ) http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110207/trl11020713200008-n2.htm
一方、弁護側は裏献金疑惑について全面的に否定。石川被告は罪状認否で5千万円の受領について「そのような事実は断じてない」と述べた。 水谷建設の元経理担当幹部らは21年7月の東京地検特捜部の調べに対し、5千万円の原資について16年当時、水谷建設が中古重機の売買代金を過小計上して捻出したものと供述した。 これに対し、弁護側は冒頭陳述で、18年7月に元会長らが逮捕された法人税法違反事件の捜査で国税当局が水谷建設に対し徹底した調査を行いながら、こうした裏金は一切問題とならなかったと指摘し、供述の「不自然さ」を強調した。 また、元運転手の手帳の記録を基に、16年10月15日に元社長をホテルに送り届けた事実がないとも指摘。元運転手は自らの手帳に乗車した人の名前、行方などを記載していたが、16年10月15日の欄には「12:10 東京駅迎え 社長」と記載されているのみで、その後の社用車の運行状況については一切記載がなく、空白だった、という。 ★おまけ★ ◆樽床議員を不起訴処分 大阪地検(2011.2.6 22:47)◆ http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110206/trl11020622480001-n1.htm 民主党の樽床伸二衆院議員(51)=大阪12区=が代表を務める党大阪府第12区総支部が、旧大証ヘラクレス(現ジャスダック)上場の物流会社会長から計3500万円の個人献金を受けたのを隠したとして、政治資金規正法違反(虚偽記載)などの罪で樽床氏と会長ら計5人が告発されていた問題で、大阪地検特捜部は、5人を不起訴処分(嫌疑不十分)とした。告発した寝屋川市の市民団体に今月4日、地検から連絡があったという。
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