http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/703.html
Tweet |
これは確か政治資金規制法違反事件のはずだけど、検察の冒頭陳述を聞いていると、まるで水谷建設のダム建設工事受注を巡る贈収賄事件みたい。検察はそこまで言うなら、なぜ贈収賄を立件しない?というか、立件もできないものを、冒陳にここまで盛り込むのはフェアではないな。検察のよくやる手段だけど。
これは本日の東京地裁を傍聴した江川紹子氏のツィッターの文章である。明らかに検察は当初の被疑事実を無視し、訴因変更部分の背景を述べているのだ。その意味では、もはや大久保被告の西松建設事件も当初の訴因が消滅しているにも関わらず、裁判所との共謀によって虚偽記載への訴因変更を行い、罪状の統一を行おうとしている意味が分かるだろう。そして小沢一郎の検察審査会による起訴でも、同じ構図に変えられようとしている。
ここから見えるのは、すでに何度も投稿しているように、有罪、無罪の問題は完全に無視して、今回の石川被告の裁判でも結審は秋になると言われているように、裁判をできる限り引き伸ばし、マスコミとの共謀による小沢一郎に対するダム建設工事受注を巡る贈収賄が存在したかのような世論操作である。しかも物的証拠は何もなく、検察の唯一の拠り所は水谷建設の元社長の証言だけである。
最悪のシナリオは、裁判官が証拠などを無視し、検察側の証人の供述だけを「信頼性がある」などという滅茶苦茶な理由で有罪判決することも十分に考えられる。その結果は、お決まりの控訴、そして最高裁までの控訴が繰り返されて果てしない年月が浪費されることになるという筋書きだ。最終的に無罪判決になっても取り返しのつかない事態が残されるだけだが、検察も裁判官も誰も責任に問われるわけではない。
こんな裁判が次の西松建設事件と小沢一郎の検察審査会による起訴についても行われれば、国民は裁判というものを一切、信用しなくなるだろう。それでも検察と裁判所はこれを強行するようだ。我々は裁判の推移をみて、その結果によってはエジプトのような抗議行動に出る必要を今から考えておく必要があるだろう。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK106掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。