04. 2011年2月07日 01:55:43: perwr56fTA
>地には平和を様>政府紙幣発行 良い提案だと思います。賛成です。 なお、「減税日本」は、明らかに米共和党右派の「茶会運動」の日本版ですね。 貧乏人にとっては、危険です。 ■財政難を招いた金持ち減税。河村たかし「減税日本」を倒せ 財政再建至上主義の与謝野とは、一見ベクトルが正反対のように見えるが、 その実、河村たかしも与謝野馨同様、現在の日本の政治家の中でも、もっとも過激な新自由主義者の一人である。 ただ、与謝野が金持ちから減税した分を思いっきり貧乏人から搾取しようとしているのに対し、 河村は十分すぎるほど減税した金持ちをもっともっと減税しようとしているだけの話である。 「減税日本」の第1次公認候補に「会社役員」が多かったことは以前にも書いたと思うが、 「減税日本」こそは、朝日新聞の某記者の名前のように富裕層の香りが漂う、 富裕層の、富裕層による、富裕層のための政党だ。 ところが河村は、巧妙にも「減税日本」の運動を「庶民革命」などと称して粉飾し、 中間層以下の多くの名古屋市民の支持を取り付けた。テレビ朝日などのマスコミも河村を応援した。 日本では、テレビに出演して露出度の高い人間は、選挙でもきわめて有利だ。 河村の盟友という大村秀章が立候補する愛知県知事選を含む2月6日のトリプル選挙は、 最悪の結果になることを覚悟しているが、それでも私は「河村たかしを倒せ、『減税日本』を倒せ」と叫ぶ。… 新自由主義者の言う「トリクル・ダウン理論」(金持ちの活発な消費が経済成長に結びつくという誤った信仰) など現実になったことはない。 それどころか、いったん「負け組」になるとどこまでも転落する社会に恐怖を抱く金持ちは、 財布のひもを固く締めてしまっている。だから金が市中に回らない。 「金は天下の回り物」ということわざが現実のものになっていない。これが新自由主義社会の弊害なのである。 「経済成長のために国は再分配を強化せよ!」と声を大にして叫ぼうではないか!! http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1150.html ■勢いづく与謝野馨・河村たかし・大村秀章。極寒の日本で抗う 前回のエントリで書いたように、 現実には「金持ちの、金持ちによる、金持ちのための政党」に過ぎない「減税日本」が長続きするはずがない。 与謝野馨が金持ちを優遇して貧乏人から消費税を絞り取ろうとする政治家であるとすると、 河村たかしは十分すぎるほど優遇してきた金持ちをさらに優遇しようとする政治家であって、 二人は同じ穴のむじなに過ぎない。 http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1151.html タイガーマスク運動が起きた背景には、国や地方自治体の再分配の不全がある。 アメリカは「サービスの小さな政府」の国だが、金持ちの寄付の文化があり、 タイガーマスク運動にたとえられるべきは、むしろアメリカの金持ちの善行だ。 そして、竹原信一や橋下徹、とりわけ「減税日本」を掲げる河村たかしが志向するのは、 「(サービスの)小さな(地方)政府」だ。 政府による強力な再分配を行っているスウェーデンとは真逆ではないか。 それに、「経済成長の期待できないスウェーデンタイプの福祉国家路線」という言い方もおかしい。 3年前の『週刊東洋経済』の北欧特集号は今も手元にあるが、 北欧諸国が注目された大きな理由に、これらの国々の高成長がある。 3年も経てば、みな昔のことは忘れてしまうのだろうか。 「減税日本」にせよ、与謝野馨の消費税増税・財政再建路線にせよ、 「サービスの小さな政府」を目指す点で共通しており、 ともに(神野直彦の言葉を借りれば)「新自由主義のドグマ」にとらわれているのだ。 そして、慈善事業は「タイガーマスク」のような、個人の篤志家の善意に任せればよい。 そういう思想だ。 私も「タイガーマスク」には心を動かされるが、それでも心のどこかに引っかかりがあるのは、 こうした善意の行為を隠れ蓑にして、国や地方公共団体によるが再分配の強化など必要ない、 という風潮が強まるのを恐れるからだ。… 財政再建至上論者か、さもなくば「減税真理教」信者という風潮に抗して、 再分配の重視を求める声を拡大していきたい。 http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1146.html |