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無罪・小沢一郎が逆襲の“菅退治”(2) 2011年02月05日 15時00分 :週刊実話
http://wjn.jp/article/detail/6466352/
「小沢無罪」に大焦りの菅
この事態に大慌ての菅総理は、小沢氏が「政治倫理審査会」への出席を再び拒否し始めると、今度は同氏の証人喚問を画策。自民党や公明党に同調し、「議員生命の抹殺」を企て始めたのである。
ただし、この方策は実現の可能性が極めて低いと見られている。
というのも、証人喚問は全党一致の議決が原則。ところが社民党が慎重で、議決が否決される可能性が高まりだしたからなのだ。
そのため、自民党はここにきて“菅降ろし”を「民主党政権殲滅」の最大戦略に据えだしているのだ。
前出の政治部記者が言う。
「自民党の谷垣禎一総裁は、小沢の国会招致で再び『政治とカネ問題』をクローズアップさせる作戦だったが、これが無謀と分かると戦術を変えた。それというのも、この問題を追及する新たな“火種”を発見したからです。“菅降ろし”を加速化させるには、そちらの方が都合がいいと睨んだのです」
この記者が言う「火種」とは、内閣改造で官房副長官に就任した藤井裕久氏のこと。実は、同氏は小沢氏が立ち上げた旧自由党時代に幹事長を務めていたが、当時党から15億円に及ぶ不明瞭なカネが渡っており、これを国会で徹底追及する構えなのだ。
「この問題が国会で騒がれれば、『政治とカネ問題』の決着を至上命題にしてきた菅政権は大混乱に陥るはず。国民も呆れ果て、確実に“菅降ろし”の風が吹き始めるのです」(同)
また、その一方で自民党は与謝野馨経済財政担当相を狙い撃ちする魂胆だ。
ご存知の通り、与謝野氏は前回衆院選で同党から公認を取るために、「反党行為をした場合は政治家を辞める」なる誓約書を書いていたことが発覚。そのため自民党は、議員辞職に追い込もうと問責決議を可決する腹積もりなのだ。
もっとも、気になるのは強制起訴後の裁判で、「無罪」が濃厚となりつつある小沢氏の“逆襲”だろう。果たしてそこには、どんな策略が渦巻いているのか?
小沢派議員によれば、その最たるものは野党が仕掛ける“菅降ろし”への「合い乗り策」だという。
「小沢氏は、自民党の国会追及で藤井氏が辞任に追い込まれると睨んでいる。藤井問題でガタつけば、菅が宿願とした『政治とカネ問題』に片が付かないばかりか内閣改造の意味がなくなり、政権支持率が危険水域に入ることは確実。しかも『菅派閥には次の内閣は任せられない』となるはずなのです。そのため、小沢氏は鳩山派、小沢派の子飼い議員から総理を輩出することを狙っているのです」
要は、小沢氏は永田町に存在する“振り子の原理”を使い、政権を強奪する目論みなのだ。
しかも、その先の“読み”もあくまで老獪だ。
「政権に求心力がなくなれば、反小沢で固まっていた菅派閥はチリヂリとなるはず。このため、“ポスト菅”を巡る動きが活発化し、寝返る者もいると見ている。現在、次期総理の最有力候補は前原誠司外相と岡田克也幹事長だが、派閥を持つ前原に比べ岡田はそれを持っていない。小沢派内では岡田にその魚心があれば、『次期総理に担ぐ』との案まで出始めているのです」(同)
内閣改造を宣言した時とは打って変わり、“イラ菅”復活の兆しが見えてきた?
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