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中東アラブで親米傀儡勢力が火達磨になりだした。その原因となっているのは、アメリカのリーマン後遺症でばらまかれた膨大なドルが世界中にあふれて、世界の経済生態系を混乱させ、インフレとデフレが並存するスタグフレーションを惹起させているからだ。
食料の高騰と破滅的失業が国境を越えてのたうっている。各国政府には国内対策を充実させる余裕はすでになく、若者と失業者の暮らしが成り立たなくなってしまったのだ。この問題は各国政府の無策だけでなく、今までならそれに対して、財政的に援助できた米国を筆頭としたG7諸国にすでにその余裕がなくなっていることも背景にある。
中東だけでなく、日本/EU/アメリカの内部でも同じ時限爆弾を抱えている。LEAP/E2020は、GEAB51号で、それを「地政学的時限爆弾」と称し、今年から来年はこのような問題が世界各地で頻発するだろうと言っていたが、まさにその通りになってきている。
サブプライム・リーマンテロが世界中の市場に埋めこんだ地雷が時系列的な勢いで自爆している。その結果、証券の価値は狸の葉っぱのお札のごとく消え失せて世界中に大損害を与えた。今回の中東での暴発は、アメリカ自身の信用を原資にドル札を刷って世界中にばらまいたためだ。民間か中央銀行かの違いはあれ金融ユダヤの確信犯的な思惑は変わっていない。
今のところは、そのドル札が世界中に通貨インフレを起こしつつある段階であるが、これが行き過ぎて、サブプライム時と同じ事象=ドル札が狸のお札だった=ドル暴落を引き起こしたら、その惨状はリーマンテロの比ではない。米国筋は自らが埋めた経済地雷の時系列的な点火処理のシナリオを画き・・覇権延命戦略を画策している。しかし、ユダヤトロツキズム=ネオコン戦略はイラク戦争に見られたように暴走するのが常である。だが現在ing、北アフリカ・アラブ世界の民衆がそのシオニズム地雷原に暴動の石を投げ込んでいるのである。
それと似たことが日本でも起きてはいないか?
日本での米覇権延命に立ちはだかった「小沢一郎」の政権交代にたいして、[政治と金]という地雷を永田町に埋め込んだCIA筋だったが・・日本の覚めた民衆は、[小沢殺し地雷]を踏むことなく・・マスコミ弾劾/検察弾劾/菅内閣弾劾の声を投げ込んでいる。
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