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http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/22551321.html
タイトル:エジプト革命と小沢降ろしの共通性:世界的寡頭勢力の代理戦争
1.アラブ親米国で大激震の政変相次ぐ
2010年、チュニジアにてジャスミン革命と呼ばれる反政府運動が勃発、2011年1月、20年以上独裁を続けたベン・アリー大統領がサウジアラビアに亡命し、暫定政権が誕生しています。この革命に刺激され、今度は2011年1月中旬、エジプトにてムバラク政権打倒の反政府運動が活発化しています。
今、アラブ地域で起きている混乱は、いずれも親米独裁者の支配する国です。
中東エジプトといえば、1950年代、スエズ運河の利権をめぐって、第二次中東戦争を起こした当事者です。当時のエジプトは、反英・反仏・反イスラエルでしたが、今のエジプトは米国から軍事支援を受ける親米国であり、ホスニー・ムバラク大統領は典型的親米アラブ人です、ただし、ムバラクが心底、親米かどうかはわかりませんが、米国を味方につけたからこそ、長期独裁体制が維持できたのは確かです。
そのムバラク政権打倒運動が起こったということはいったい何を意味するのでしょうか。その疑問を解明するヒント、それは、極めてタイミングよく、モハメッド・エルバラダイ(元・IAEA国際原子力機関事務局長)がエジプト入りして、反政府運動に協力し始めた事実です。
今回のエジプト混乱は決して自然発生的なものではなく、明らかに、誰かによって扇動されているとみて間違いありません。
さて、本ブログのテーマは米国戦争屋およびそのロボット・悪徳ペンタゴン日本人です。
なお、上記、米国戦争屋およびそのロボット・悪徳ペンタゴン日本人の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
上記、親米ムバラクは、明らかに、米国戦争屋の中東ハンドラーとつながる大統領とみなせます、なぜなら、エジプトは米国より軍事支援を受けているからです。
2.イラン革命前夜とよく似た今のエジプト
現在のエジプト情勢は、70年代末に勃発したイラン革命時代と実によく似た状況です。イラン革命当時、米国はカーター民主党政権でした。そして、エジプト革命に至る可能性の高い今、カーター時代と同じく、米国はオバマ民主党政権です、これは偶然でしょうか。
イラン革命によって打倒されたのは、イラン・パーレビ王朝でした。パーレビ国王が親・戦争屋アラブ人であったことは、米戦争屋ボス・デビッドRFの回顧録(注1)から明らかです。
かつてのイラン、そして今のエジプトをみると、デビッドRFの傀儡化したアラブ諸国の政権は、常に何者かによって転覆ターゲットとして狙われており、米国にて戦争屋が大統領政権から下野したスキを突いて転覆作戦が実行され、それらの国におけるデビッドの覇権が奪われているとわかります。
この何者かが誰であるかを占うヒント、それは、1月29日、英独仏首脳が、エジプト国内のムバラク政権打倒運動を支持する共同声明を発表した事実に潜んでいます。
いかなる国家であっても、反政府運動は、一種の国家反逆行為であり、その国家にとっての違法行為です。したがって、欧州各国が、れっきとした独立国家・エジプトの反政府運動を公に支援するのは、一種の内政干渉です。
にもかかわらず、英独仏政府があえて共同声明を出した狙い、それは、暗に『米戦争屋はエジプトから出て行け!』と宣言しているに等しいわけです。イラン革命時、イランから米戦争屋を追い出したと同じ作戦が、今回、エジプトで実行されています。
3.エジプト革命の仕掛け人は誰か
上記の事実から、今回のエジプト革命の仕掛け人は、EUの覇権者であることがわかります。EUの覇権者とは、すなわち、欧州寡頭勢力(ビルダーバーグ勢力)であり、デビッドRF率いる米戦争屋のライバルです。
要するに、エジプト革命は、デビッドRF vs ロス茶の代理戦争とみなすことができます。
ロス茶が意図するポスト・ムバラクは明らかに、エルバラダイですが、彼は、IAEA事務局長の座を2009年12月に日本人の天野之弥氏(元・外務省官僚)に譲っています。この人事は、ロス茶の大きな世界戦略シナリオの一環だと思われます。IAEA本部はウィーンにあることから、IAEAは国連機関ではあってもアンチ・デビッドの欧州寡頭勢力の配下組織だと思われます。国連の覇権は、FRB覇権と同様に、デビッドとロス茶で棲み分けされているようです。
エルバラダイの後任になぜ、日本人が選ばれたのか、それは、天野氏がIAEA事務局長に選ばれた2009年12月の日本はまだ、小沢・鳩山政権(=アンチ戦争屋政権)だったからではないでしょうか。
ところで本ブログでは、小沢・鳩山政権はアンチ戦争屋(=アンチ・デビッドRF)とみなしていますが、言い換えれば、小沢・鳩山政権は戦後初の親・欧州寡頭勢力の政権でした、だから日本人がIAEA事務局長になれたとみなせます。
本ブログでは、小沢氏はアンチ・デビッドRFかつ親・ジェイRFかつ親・欧州寡頭勢力(=銀行屋)だとみていますが、その根拠は、2009年9月、政権交代直後、小沢氏は早速、ロス茶の本拠地・ロンドンに隠密旅行している事実から推察できます(注2、注3)。
4.ムバラク対応の米国政府は決して一枚岩ではない、誤解なきように
上記のように2011年初頭、中東では、米戦争屋傀儡国家が、アンチ戦争屋の欧州寡頭勢力によって、脱・戦争屋化されています、今回のエジプトがその例です。そして、アンチ戦争屋・米オバマ政権は明らかにアンチ・ムバラクの立場で、英独仏首脳と呼応しています、だから、親・戦争屋のムバラク政権が、国内のインターネット回線を遮断したら、米国政府(=オバマ政権)はムバラク打倒のデモ参加を呼び掛けるインターネットを止めるなとムバラク政権に示唆していますが、至極納得できます。ところが、日本の一部のネット愛好者は、米国政府のムバラク対応に矛盾があると指摘する向きもあります。なぜなら、彼らは、米国政府がなぜ、親米ムバラク打倒を叫ぶ反政府運動を支援するのかわからないからです。それは、米国という国家を一枚岩でとらえることからくる誤解です。ムバラクは親米といっても、それは親・戦争屋なのであって、親・オバマ政権ではありません。
その意味で、日本の小沢氏も親米ですが、それは親・オバマ政権であって、アンチ戦争屋なのです、くれぐれも誤解なきように・・・。
さて、上記のエジプト情勢から類推すると、70年代末、イラン革命時、米国カーター政権を背後から操っていたのも欧州寡頭勢力であったとみなせます。今のオバマ政権と同じです。
余談ですが、なぜ、70年代にデビッドRFが民主党カーター政権誕生を許したかというと、その当時、デビッドの兄・ネルソンRFが、共和党から出馬して、大統領の座を狙っていたからです(注4)、それはデビッドにとって非常に困ったことであり、ネルソン大統領シナリオを絶対に阻止するため、やむを得ず、民主党を勝たせるウラ工作をしたはずです。その後、ネルソンは都合よく不審死しています。一方、欧州寡頭勢力はこのチャンスを逃さず、米戦争屋が大統領政権から下野しているスキを突いて、石油大国イランからデビッド覇権を排除したのです。その意味で、カーター大統領も今のオバマ大統領も、実質的に、欧州寡頭勢力の闇支援する米大統領です。ちなみに、1776年の米国独立前、大昔の米国は欧州寡頭勢力の属国だったのです。今の米国と日本(属国)の関係と同じです。
5.エジプト革命と小沢降ろしの共通点とは
上記の背景を考慮すると、今回のエジプト混乱に代表される、中東におけるデビッドRF覇権に対する欧州寡頭勢力による攻略と、日本における小沢降ろしには共通点があります、それはいずれも、背後にデビッドRF vs 欧州寡頭勢力の覇権競争が見え隠れしている点です。要するに、小沢降ろしは、デビッドRF vs ロス茶の代理戦争と位置付けられます。
デビッドRFによる小沢降ろしが極めて執拗なのは、そこに恐怖心がこもっているからです。小沢氏の場合、同氏がたまたま、デビッドが恐れおののく亡き兄たちの背後霊に守護されるジェイRFと親しいことが挙げられます。
さらに、今年96歳を迎えるデビッドRFは余命少なく、かつての勢いを失っています、そこをロス茶およびジェイRFに完全に見透かされています。車椅子のデビッドはあせるあまり、最後の砦・日本とチリに最期の執念を燃やしています。デビッドは老骨に鞭打って、先日、チリに現れました(注5)。なぜでしょうか、それは、チリには、世界的な戦略資源となっている金属リチウムの埋蔵量において、なんと世界埋蔵量の76%が眠っている(注6)からであるのは間違いありません。
小沢降ろしに狂っている悪徳ペンタゴン日本人よ、こんなデビッド爺に踊らされているのだ、いい加減、目を覚ませ。日本は余命短いデビッド爺と無理心中させられるよ。
注1:デビッドRF[2007]『RF回顧録』新潮社
注2:本ブログNo.29『小沢民主党幹事長の訪欧についての私見 (1/2)』2009年9月28日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/1350537.html
注3:本ブログNo.29『小沢民主党幹事長の訪欧についての私見 (2/2)』2009年9月28日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/1351012.html
注4:本ブログNo.255『米国戦争屋ボスの研究(その7):水面下の壮絶な跡目争いの歴史』2010年12月26日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/21576370.html
注5:本ブログNo.274『居直り菅総理を強気にさせる黒幕、地球の裏側チリに現る』2011年1月22日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/22260000.html
注6:文部科学省、科学技術政策研究所『科学技術動向』2010年12月号、p20
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.elmstadt.com/news/techventure.html
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
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