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絶望的になりつつある失業=若者が世界中に氾濫している。北アフリカ・アラブ諸国・エジプトの動乱の元になったのは、若者の失業率の高さである。
翻ってユーロの失業を見れば、次の暴動・騒乱はユーロ圏で起っても不思議ではない。ユーロ全体の若者失業率20%。ユーロ圏全体の若者の失業が深刻だが、危機が迫っているスペインの若者の失業率は40%を超えている。
もはや社会としては許容できない、絶望的な失業率になっおり、社会がいつ崩壊してもおかしくはない状態になっている。
世界の経済市場は「リーマン金融テロ」以後、一見平穏のようだが、経済の患部は集中治療室に横たわったまま悪化の一途をたどっており、いつ若者の不満が爆発するか分からない事態になっている。
金融市場を救うために膨大な資金を投入したユーロ・各国政府だが、そのつけが失業者に来ており、いつまで国民生活が耐えられるのか・・まで追い詰められている。
スペインの若者失業率40%とエジプトの暴動、これがリンクした時、ヨーロッパは激震に見舞わるだろう。
アラブ発の民衆蜂起が、かっての「ベルリンの壁崩壊」に匹敵するような時代転換の流れの連鎖となってグローバル化するだろう。
皮肉にも、市場経済至上主義のグローバリゼイションが、民衆蜂起のグローバル化を惹起してしまった。
もしも日本の若者もが、自らの運命を決めるようになりだしたらどうであろうか?
[自分達の生活と生活手段を裕福な少数派であるシオニストやユダヤ人に奪われることを拒否した]=エジプト民衆と・・同じ街頭行動をとったららどうであろうか?
チュニジア人はユダヤの下僕からの自由を要求することができた。エジプト人は同じくユダヤ人の奴隷からの自由を求めている。日本のシュチエ―ションもアメリカ傀儡支配の点で同じだ。
アラブとイスラム教徒は、世界中の失業者と若者の畏敬を勝ち取った。何十年に亘ってユダヤインテリジェンスの嘘でたらめに我慢してきた。彼らは[急進的イスラム教徒](ユダヤの下僕になることを拒否する者)と[イスラム系テロリスト](基本的人権を守ろうとして戦う者)という馬鹿げたレッテルに耐えてきた。
アメリカのプロパガンダとアメリカの爆弾が、何年にも亘って彼らの頭上に降りそそいだ。しかし彼らは降伏はしなかった。
同じく。日本の失業者と生活不全の若者の絶望に胡坐をかいている「反小沢勢力」は、アメリカから言いなりの、「小沢殺し」のプロパガンダ=メディア爆弾を1年以上にも亘って、小沢と草莽の頭上に降り注いだ。しかし降伏はしていない。
エジプトの草莽が世界を震撼させていることが・・地政学的蓋然として、日本でも起き得ることを反小沢勢力は想像してみればいい。
怒れる砂漠の民の直裁なパワーポリシーに比べ、湿潤な日本人の怒りのパワーポリシーは情念の底に重層するものだ。
絶望する若者は、ゆで蛙が熱湯をひっくり返すような禍恨を滾らせてはいまいか。
訳もなく、無差別・通り魔殺傷に走る若者が、パワーポリシーに目覚める時系列的蓋然が存在する。
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