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小沢“旧悪”で「政治とカネ」急展開 15億円使途不明 2011.02.02 :夕刊フジ
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110202/dms1102021610009-n1.htm
民主党の小沢一郎元代表(68)の「政治とカネ」問題が急展開だ。自民党は、強制起訴となった土地取引事件だけでなく、小沢氏が党首を務めた旧自由党の組織活動(対策)費も追及対象に加えたのだ。億単位のカネを領収書1枚で使える「政党の機密費」。小沢氏をさらに窮地に追い込むのか−。
「知らない。私はお金を受け取っていない」「私が(領収書を)書いたかどうか分からない」「(領収書の)文字は認識がない」
藤井裕久官房副長官は1日の衆院予算委員会でこう釈明し、関与を否定した。野党席からは「筆跡鑑定しろ」「参考人招致だ!」とのヤジが飛んだ。藤井氏は困惑と憤慨が入り交じったような表情を浮かべた。
自民党の柴山昌彦議員が領収書のコピーを手に追及したのは、旧自由党の2002年の組織活動費。当時幹事長だった藤井氏あてに約15億円が支出され、使途不明になっているのだ。
柴山氏は、小沢氏の関連政治団体の口座に04年ごろ、収支報告書に記載のない約15億円の入金があったとの新聞報道をもとに「あなたが15億円の使い途をご存じないというなら、誰が知っているのか?」と藤井氏に詰め寄り、当時の自由党職員(現在は民主党職員)2人の参考人招致を求めた。
組織活動費は、受け取った議員の領収書さえあれば使途を公表せずに使える。選挙や組織対策などの表に出せない部分で使われているとみられ、「政党の機密費」とも呼ばれる。
旧自由党時代だけでなく、小沢氏が民主党代表時代の2006−08年にも、当時の財務委員長2人に計約22億円が支出されている。昨年9月の民主党代表選の最中には、夕刊フジに匿名で、党の経理帳簿から抜粋・コピーしたとみられる組織活動費の資料8枚が届けられたこともある。
政治資金規正法は、会計責任者が署名・捺印したうえ、収支報告書の記載が事実であると宣誓するよう義務づけている。藤井氏がこの義務を果たしていたかとともに、億単位の不透明なカネの流れが注目されそうだ。
こうしたなか、民主党執行部は、小沢氏の処分について検討する緊急役員会を3日午後に招集する方針を固めた。役員会とは別に執行部は近く、小沢氏から進退に関する意向を改めて確認する。
小沢氏は離党も議員辞職もしないことを表明しているが、ここにきて“別件”が急浮上したことで、執行部の対応が注目されそうだ。
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