http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/212.html
Tweet |
中東における「力の真空(power vacuum )」が出来た時、英国のチャーチルらが自分の都合の良い国境線を引き、さらに自分の息のかかったリーダーを据える事で治めようとした。
アメリカやイギリス政府はそれらの国々のリーダーがいかにリーダーとしてふさわしいか?という尺度で傀儡的な政府を置いたのではなく、石油の権益などに関して組みやすい相手かどうか?という尺度でリーダーを選んだ。
中東諸国はイラン/トルコと/パレスチナを除き、国民の草の根の草莽支持が無い。
既に述べたように、これらの地域を牛耳るアングロサクソンユダヤ=国際金融勢力らが作り上げた世界秩序に対する叛乱である。冨を奪われた者たちがこの勢力の手先になっている立場に立つ為政者らに対し叛乱をしているのだ。
これは近年ウクライナやグルジアなどで起きた、CIA主導の偽の「民主革命」とは違う、草莽の人々の本当の叛乱である。チュニジアでは青年が焼身自殺をした。生活できないからだ。
ウクライナやグルジアなどの革命は何百万ドルも工作資金を掛けて、買収された者たちが偽のデモなどを起こして行った偽の革命であったが、アラブの民衆は違う。命懸だ。
この普遍的な動きが今後どうなるか、次はアメリカに飛び火するのか。
・[世界中で反政府騒乱:次はアメリカの番か・・](Paul Joseph Watson)
翻ってアメリカを見ると、賃金のカット、高い失業率、インフレスパイラル、食糧価格の上昇、それに厳しい緊縮財政の形で実施された金融テロの中で州政府の経済崩壊が進行しているアメリカはこの間、なんとか騒乱に見舞われていない国として残っている。
「緊急事態に遭遇している市場では、インフレを引っ張り、可処分所得は減っているため、騒乱・デモ・政治的不安定が助長される」と、ニューヨーク大学のエコノミストであるヌリエル・ルビニ氏はダボスでのインタビューで語った。
「アメリカに於いても中東で見たような政権崩壊を起こす事態である」と・・。
米国の軍事シンクタンクが白書を公表。この報告書で軍は「予想し得ない経済崩壊」「目的を持った国内抵抗運動」「拡散する公共衛生面での緊急事態」ないしは「機能する政治また法的秩序の喪失」で惹起されるであろう、「アメリカ国内での暴力を伴う戦時的騒乱」に対する準備を整えておく必要があると警告している。
日本の政治的シュチエイションも同じく・・確実に混乱する過程にある。その混乱状態の中から、救国・救世的な政権が生まれることを期待せざるを得ないのだが・・救国政治家?を政略的スキャンダルの俎上で騒ぎ立て、国民生活の血路を塞いでおる。
新燃岳の噴煙は、神々の怒りの現れであり、警告である。日本人よ目覚めよという・・
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK106掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。