http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/183.html
Tweet |
検察審被告人=小沢一郎が世論に問いかけているものは、司法のダブルスタンダードである。
冤罪事件が起きるたびに、[推定有罪論]と[推定無罪論]がごちゃ混ぜになったまま、被疑者はお涙頂戴を演出するメディアに慰撫されてきた。
そこでは、[推定有罪論]と[推定無罪論]の2元論がマスコミによって、アリバイ的にか、世論誘導的にか使い分けられている。マスコミ報道は原則[推定無罪論]を是としておるが・・事件報道の入口論においては検察の[推定有罪論]を垂れ流すのが常であった。
特に政治家の特捜ネタに至っては、儒教信仰にも近い[推定有罪論]が喧伝されてきている。それは別の意味合いにおいて、儒教信仰と民主主義信仰のダブルスタンダードとも云えるものだ。
政治家はみな[火の無いところに煙を立てられやすい]職業であろう。だからといって政治家にかぎって[推定有罪論]が当たり前であるわけがなかろう。原則[推定無罪論]=法の下における不平等は戦争犯罪人だけでいい。
極論だが、東京裁判が意図して昭和天皇を裁かなかったことが・・この国の司法のダブルスタンダードの起点ではなかったのか?
この国の法曹界のダブルスタンダードの最たるものが「検察審査会」である。[推定無罪論]を職是とすべき弁護士が、[推定有罪論]を政治的に使い分けておるのだ。考えてみれば、この国策弁護士たちは裁判員市民の抱え込む痛みとは無縁なのだろう。マスコミに劣らず浅ましい賎業である。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK106掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。