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小沢一郎議員の強制起訴を受け、民主党にとっても現政権にとってもまた日本の政治にとっても、混迷の道を歩むことになった。日テレが元特捜部長の河上和雄や熊崎勝彦などを登場させ、「絶対有罪になる」などと言わせているのは、私達から見れば渡辺恒雄らの意図的な思惑からだろうということは推測できる。同じ民主党内の菅政権が民主党内に敵をつくり攻撃するかのように小沢排斥に血眼になり、追い落として支持率を上げようという愚かな考え方をするから、民主党のこれから進むべき道は閉ざされてしまった。
検察特捜部の捜査や検察審査会の捏造調書などを国民に知らしめ、指揮権発動をし、小沢議員を陥れた麻生太郎や森英介法相を証人喚問し、どれだけのことをしてきたのかを明らかにして、冤罪であったことを国民に知らしめ、菅政権は党内政権交代で小沢氏に政権を譲るべきである。
法廷で何もかもはっきりさせることはいいことだと思うが、あまりにも年月がかかりすぎれば、日本の政治は停滞する。検察審査会が開かれなかったり、議事録もないということがはっきりすれば、それは指揮権発動に値する。国民の名を借りてそのような不正をしたのに、菅政権がそれを告発できぬなら、それは菅政権執行部が加担していたととられても仕方ないであろう。
強制起訴した指定弁護士は、NHKのニュースで「有罪判決が得られるように努力する」(山本健一弁護士)などと言っていたが、努力するのは冤罪から無実の人を救うことで、政治生命を絶ったり、政治家を失脚させるための冤罪捏造機関となっている特捜部の捜査に蓋をして、これ以上陥れるような組織としての検察やマスコミを守るためではない。
司法・検察ぐるみでの腐敗を追及しようとすれば、外務省を追及しようとして陥れられた田中真紀子議員やそのことを知りすぎて無実の罪で収監された鈴木宗男議員のようになる
http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1122.html
ということを、この小沢議員強制起訴でも言おうとしているのかもしれないが、すでにこのことに気づいた国民は陥れようとしている検察や司法を糾弾し、市民デモなどで行動をはじめている。
http://nvc.halsnet.com/jhattori/rakusen/demo/
すべてが裁判で明らかになり、冤罪被害者が救われると同時に、陥れようと諮った組織についても厳しく糾弾されることを求めたい。
それにしても、「辞めろ!辞めろ!」とこのような時にはすぐにテレビに登場して言っている渡部恒三を見ると、不愉快で、「渡部恒三こそ民主党を分裂させている責任をとって辞めればいい。」と思わずにはいられない。
裁判で洗いざらい白黒つけるのはいいことだと思うが、4月には選挙もあり、このままでは民主党が裁判で決着がつくまで持ちこたえられないように思われる。ある程度、特捜部も含めた組織的犯罪の事実がわかったところで、あまり長びかせないで国民に公表し、指揮権発動して事態を収拾することも考えねばならないだろう。
民主党は今こそ一致団結して分裂をさせようとする勢力に立ち向かうべきである。目覚めた国民もまた小沢議員を冤罪から救いながら、獄中にいる鈴木宗男議員や一般冤罪議員らの汚名を晴らすために、多くのブロガーや市民デモ参加者と歩きはじめたこの道を突き進んで、日本の新しい夜明けを見たいと思っている。
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