http://www.asyura2.com/11/senkyo105/msg/864.html
Tweet |
朝日のことだから政権に媚びているのかも知れないが、
除雪費削減より、除雪ができなく交通に混乱が起きたのは、地方の疲弊がもの凄いと言うことです。
小鼠さんのおかげですね。それをごまかすために除雪費が足りないとか何とか。
不況・高齢化・老朽化 豪雪時の国道封鎖、背景に三重苦(1/2ページ)
2011年1月30日13時1分
http://www.asahi.com/national/update/0128/TKY201101270555.html
この冬、日本列島は記録的な大雪に見舞われている。大渋滞や立ち往生を避けるため、国は早めに国道を封鎖する方針を打ち出した。背景には、除雪を担ってきた建設業者が不況で減り、作業員が高齢化し、機械も老朽化したという事情もある。
「あの日、各社ともめいっぱいだった」
年末年始、豪雪で大渋滞した鳥取県の国道9号。地元の建設業社長が振り返った。
国道を管理する倉吉河川国道事務所は渋滞発生から4時間後、電話で地元の建設業者に助けを求めた。だが、各社ともすでに市道などの除雪に出動しており、「手いっぱいで難しいと断られた」。
県建設業協会によると、ピーク時は約100社あった県中部の業者数は51社に減った。残った業者は、負担がその分、重くなっているのだ。
県が除雪を委託している業者が所有する重機は2005年度の130台をピークに減り、81台しかない。「委託業者の数は変わっていないのに、重機が減っている。経営状況が悪くて売却しているのでは」。県道路企画課の湊正彦課長は話す。
全国の建設業界を不況が直撃している。国土交通省によると、国や自治体が発注する公共事業と、民間工事の総額はピークの84兆円(1992年度)から激減。07年度に50兆円を切り、「コンクリートから人へ」を旗印とした民主党政権の政策転換の影響もあり、10年度は40.7兆円となる見通しだ。鳥取県米子市にある建設会社の男性は「会社の売り上げもピーク時の半分」とこぼす。
新潟県上越市では昨年2〜3月、県発注の除雪作業を担ってきた建設業者2社が相次いで倒産した。降雪量で稼ぎが左右され、夜間の仕事が中心になる除雪は不人気だ。群馬県の高崎河川国道事務所では08年度、国道の除雪業務の入札で応札業者が1社も出なかった。
除雪を担う就業者も減り続けている。全国では97年度の685万人がピークで、現在は493万人だ。高齢化も深刻だ。97年は15歳〜34歳が全体の30.2%、55歳以上は24.1%だったが、現在は15〜34歳が23.8%に減少。55歳以上は32.5%になり、逆転した。
除雪に使う重機も老朽化している。青森県の業者は92%が重機を持っているが、多くが登録から10年以上たっている。群馬県も約7割、長野県も8割以上の業者が重機を持つが、3割以上が20年以上たった車だ。
新潟県上越市で40年近く除雪をしてきた建築業大滝光好さん(59)の重機は25年前のものだ。「機械がダメになった時がやめ時。除雪の仕事だけでは、とても重機の買い替えができねえ」(中村瞬、鳴澤大)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK105掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。