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(回答先: 児童養護施設の現状が求める子ども支援策 (保坂展人のどこどこ日記) 投稿者 大自然 日時 2011 年 1 月 30 日 11:38:21)
「子ども支援に何が必要か」(保坂のぶとフォーラム報告)
教育・こども / 2011年01月29日
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/afdd1a86c7851eb57c45c93ac3722279
久しぶりに国民新党の前参議院議員の長谷川憲正さんと話をした。2年前に、『かんぽの宿、一括売却疑惑』をめぐって、民主党・国民新党・社民党の追及共闘体制を組んで、ともに活動した時の話をふりかえりつつ懇談した。当時、鳩山邦夫総務大臣の問題提起は「小泉・郵政解散」の正統性を問うものだった。新聞・テレビは表層で「郵政民営化=改革」と伝えてきた経緯もあって、「競争入札で決まったものを覆すなんて市場に対する介入だ」というお門違いの論陣を張った。私は、知人・友人に協力してもらって、実は「かんぽの宿一括売却」は「偽装入札」だったことを突き止めた。その一部始終は、このところ児童養護施設問題を連続して取り上げているように『どこどこ日記』で集中的に取り上げた。
さて26日の第3回保坂のぶとフォーラムは、約70人の参加者のもとで開催された。ネット中継を行なうというのは2回目だったが、前回はこの道10数年の『ビデオニュース・ドットコム』のスタッフが準備してくれたので、「ニコニコ生放送」と「UST」で生中継されて、合計で2500人ほどの人が見てくれた。今回は、プロの手助けなく自前でやるということでかなり大変で、ビデオカメラとパソコンがつながらなかったり、つながったものの音声だけオフになっていたりで、手に汗握る思いでようやく「なんとかやれそうかな」となったのが開始2時間前。したがって、告知も短く十分でなかったが、250人以上の人が見てくれた。(前回の10分の1で出演者に申し訳ないが…) ただし、内容が濃密で、議論がきちんと展開したので、アーカイブで事後的に見てくれた人が現在のところ200人ほどになっている。
社会福祉法人カリヨン子どもセンターの坪井節子さんの話がとてもよかった。弁護士会で相談活動をする中で、子どもの緊急一時保護が出来るシェルターをつくりたいとして出発したカリヨンに、子どもたちがどんな気持ちで、どれだけ傷ついてやってくるのかを語ってもらい、全国にこうしたシェルターが今、広がろうとしているという話をしてくれた。
小児科医で「思春期外来」の診療にあたりつつ、社民党の政策責任者でもある阿部ともこさんからは、「子ども」「いのち」が軽んじられている現状と、政治に何が出来るのかに引きつけてお話をいただいた。児童虐待にあった子どもたちが危機回避で「救出」された後で「社会的養護」の枠組みに入った後でどれだけのことがやれているのか。予算の使い方は、困っているところに重点配分が必要だと指摘してくれた。
私は、児童養護施設から社会に出る18歳の時の「進路保障」「出口支援」に話題を集中させた。今週、大きな論議を呼んだ携帯電話契約問題の背景も語りつつ、超党派の国会の議論や厚生労働省の緊急対策で何が出来るのかを考えていこうと締めくくった。全部見ると2時間。最初10数分は「政局」の話をしているが、ほぼ「児童養護施設の今、そして改善の道」を議論している。音声が少し聞きにくいかもしれないが、週末の時間の余裕があり、ロクなテレビはないねという人は下をクリックして最初の坪井さんの話だけでも聞いてほしい。
「子ども支援に何が必要か、児童養護施設の今」(1月26日保坂のぶとフォーラム)
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