http://www.asyura2.com/11/senkyo105/msg/847.html
Tweet |
菅首相夫人「疎いじゃない、知らなかったと言うの!」 :2011年1月30日9時33分
http://www.asahi.com/politics/update/0129/OSK201101290153.html
菅直人首相の夫人・伸子さんの講演会が29日、京都外国語大学(京都市右京区)であった。伸子さんは茶道藪内流の師範で、演題は「茶の湯と私」。だが、首相に「家庭内野党」と呼ばれる血が騒いだのか、話題は政治に脱線。首相の発言を「批判」した。
日本国債の格下げをめぐり、菅首相が「そういうことに疎いので」と発言、批判を浴びたことについて、「『疎い』なんて言うんじゃない、『知らなかった』と言うんですよ、と(首相に)言いました」とぴしゃり。
「あの人はおっちょこちょいなんです。トップになったら、おっちょこちょいじゃすまないの」と語り、場内は笑いに包まれた。(竹田真志夫)
◇
「疎い」発言、危機管理の問題に…情報伝達の不備指摘も :朝日新聞
2011年1月29日17時29分
http://www.asahi.com/politics/update/0129/TKY201101280601.html
「情報が入っていなかった」――。菅直人首相は28日、日本国債の格下げをめぐり「そういうことに疎い」と発言したことについて、格下げの第一報に触れていなかった、と釈明した。ただ、そうなると、格下げの発表から1時間以上も情報が伝えられていなかったことになり、危機管理上問題ではないか、と指摘する声もある。
「(国債)格付けに詳しくないということではない」。首相は28日朝の閣僚懇談会でこう説明すると、その後の参院代表質問で公明党の山口那津男代表から追及されても「『疎い』というのは情報が入っていないということを申し上げた」と繰り返した。
同日夕に記者団から前日の発言の真意を問われると、「本会議が終わってすぐ(官邸に)来たから、格下げの情報は聞いていない。その情報に『疎い』という意味で言った」。ただ、首相は「マーケットを見ると大きな影響は出ていない」とも語り、自らの発言が与える影響を気にするそぶりものぞかせた。
首相が「聞いていない」と明言したので、周辺もいっせいに歩調を合わせた。枝野幸男官房長官は27日の会見で、国債格下げの情報について「本会議終了後、速やかに報告が入っている。総理のところにも、ほぼ同時にいっている」と語っていたが、28日夕になると、一転して「総理はぶら下がり取材前に情報が入っていなかったことを確認した」と述べた。
情報がなかったことを「疎い」と表現したことに、枝野氏は「よほど悪意をもって受け止めない限りは誤解は招かない」と強調したが、政府高官の一人は「今後の国会論戦で引きずらなければいいが」と懸念を漏らす。
首相が釈明するように情報が入っていなかったとすると、新たな問題が浮上する。米格付け会社が国債格下げを公表したのは27日午後5時前で、首相が記者団に「疎い」と語ったのは午後6時すぎ。衆院本会議終了からは30分余りで、途中で首相補佐官らと約10分間の打ち合わせもしているが、いずれの段階でも日本国債が格下げされた情報は首相に伝えられていなかったことになる。
自民党の林芳正・元経済財政相は28日、「本当に伝わっていないのであれば、情報伝達や危機管理に問題がある」と指摘。谷垣禎一・自民党総裁も同日の会見で「私自身は衆院本会議中に国債格下げの報告を受けた。政府であれば私よりも早く情報が入っていて当然だ」と批判した。
今回とは別の米格付け会社が2002年、日本国債を格下げした際、野党議員だった首相は「外国に資金が流出を始めれば国債は一挙に暴落する。能天気な総理や財務大臣は分かっているのか」と小泉政権を攻め立てた。危機管理を正面に据えたかつての姿勢との矛盾も問われそうだ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK105掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。