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小沢起訴→離党勧告で国会動乱、野党各党は倒閣に舵
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110129/plt1101291526002-n1.htm
民主党の小沢一郎元代表(68)の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、検察審査会の起訴議決を受けて選任された検察官役の指定弁護士は、週明けの31日にも、政治資金規正法違反罪で小沢氏を強制起訴する方針を固めた。菅直人首相(64)は起訴後、小沢氏への「離党勧告」に踏み切る構えだが、小沢グループの猛反発は必至で、野党各党も倒閣に舵を切った。永田町は予測不能の大動乱に突入しそうだ。
「(これまで通り、政治活動を続けるべきだという)国民の要請に従ってやる。変わりはない」
小沢氏は27日のインターネット番組に出演し、強制起訴後の離党や議員辞職を否定した。起訴議決以降、菅執行部や既存メディアへの敵愾心を強めていたが、さらに闘争心を燃やした。
関係者によると、指定弁護士3人は事件関係者の事情聴取などの補充捜査を進めてきた。小沢氏や元秘書3人の聴取は拒否されたものの、立証内容を裁判所に提出する「証明予定事実」は完成。すでに起訴に向けた準備は整ったと判断したとみられる。一般国民の判断で、政治家が起訴されるのは初めてとなる。
小沢氏の強制起訴後、最も注目されるのが、菅首相や「影の宰相」こと仙谷由人代表代行ら、「反小沢」で固めた党執行部の動きだ。
菅首相らは強制起訴を受け、小沢氏に自発的な離党を促し、応じない場合は「離党勧告」や「除名」などの処分も検討する意向とされる。「小沢切り」を断行することで、党のアキレス腱を除去し、政権浮揚につなげたい考え。
「小沢氏が離党すれば、菅首相は『すでに党を離れた方。ご本人の判断だ』と風圧をかわせるが、残れば批判をモロに浴びる。衆参ねじれの中、野党の攻撃材料はできる限り、減らしたい。何としても追い出したい」(官邸周辺)
仙谷氏は昨年12月末、テレビ番組で、石川議員が起訴後に離党したことなどを踏まえて、「民主党としては、そういう前例も含めて考えないといけない」と、離党勧告を示唆した。
これに対し、小沢グループの反発も必至。
28日の参院代表質問でも、小沢氏に近い広野允士参院議員は「(小沢氏は)政権交代を実現した最大の功労者だ。恩を忘れた政治に陥っている」「マニフェストの見直しを言うのは早過ぎる」「官僚政治が復活しつつある」など、野党質問のような批判を続けた。
「小沢氏は『プロの検察による不起訴と、素人の検察審査会による強制起訴は違う。離党も議員辞職も必要ない』とウソぶき、自分の主張を垂れ流すネット番組や週刊誌を選んで露出してきた。刑事被告人となり、離党に追い込まれれば政治的影響力は激減する。側近議員を弾よけに使い、できるだけ居座る気だ」(民主党関係者)
■公明は菅に退陣要求「3月危機」現実味
小沢氏は強制起訴後、記者会見などで見解を表明する方針。これまで、一貫して潔白を主張しており、同様の見解を示すとみられる。
民主党の内ゲバ激化が予想される中、野党陣営の動きも見逃せない。
自民党の逢沢一郎国対委員長は18日、公明党の漆原良夫国対委員長と国会内で会談した際、小沢氏が強制起訴された場合、同氏に対する議員辞職勧告決議案の提出を検討する考えを表明した。
逢沢氏は「できるだけオール野党で足並みをそろえる努力をしたい」と語っているが、本音は別にある。
「小沢氏に簡単に離党や辞職されると、菅政権を追及する材料が減る。小沢氏の証人喚問や議員辞職勧告決議案をチラつかせることで、できるだけ長く、菅民主党をいたぶる」(自民党中堅)
こうした中、菅首相を震撼させる事態が起こった。衆参ねじれを克服する連携相手として期待した公明党の山口那津男代表が28日の参院代表質問で「あなたには首相は任せられない!」と退陣を要求したのだ。ルビコン川を渡った公明党。これで、予算関連法案の年度内成立は困難となった。
予算案絡みの「3月危機」の可能性が高まり、早期の衆院解散や内閣総辞職も現実味を帯びてきた。小沢氏の強制起訴は、与野党を巻き込んだ永田町大動乱の号砲となりそうだ。
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