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週プレNEWS
「もはや、“官”首相だ」。東京拘置所から届いた鈴木宗男氏の手紙
[2011年01月27日]
昨年12月、収監される直前の鈴木宗男氏。寒い獄中でも、彼の政治家魂は熱かった
昨年12月に収監された鈴木宗男・新党大地代表。しかし獄中にあっても、鈴木氏の“政治活動”は止まらない。鈴木氏と懇意の評論家・佐藤優氏のもとに届けられた手紙の一部を紹介しよう。
〈菅政権、民主党について述べます。菅首相に『俺が総理大臣だ、トップリーダーだ』という姿勢が見えない処に国民の不安、不満があると思います。叩き上げ、市民活動家から政治家になり、上り詰めた菅首相に期待したのですが、官僚の手のひらに乗ってしまいました。かつて官僚と相対した姿が消え「草冠」の菅首相が「草冠」のとれた「官」に、官僚の官直人首相になってしまいました。消費税増税然り、普天間の辺野古移設等、官僚の作ったシナリオにあわせてしまったのは本来の菅直人ではない姿です。昨年の総選挙で4年間、消費税の話はしないと国民に約束したのですから、これは国民との約束であり、政権交代できたのですから言ってはいけないことなのです〉(12月19日付の鈴木氏の手紙)
こうした鈴木氏の発言について、自身もかつて外務省の官僚だった佐藤氏が解説する。
「官僚は国民から取り立てた税金で生活し、仕事をしている。だから本性として増税が好きだ。しかし、1月14日の内閣改造で、菅首相は本気で消費税を引き上げる準備を始めた。菅首相は、軸足を官僚に置くことによって延命を考えている。鈴木氏は、〈「草冠」の菅首相が「草冠」のとれた「官」に、官僚の官直人首相になってしまいました〉と分析するが、そのとおりである」
4年間は消費税の話はしないと約束したにも関わらず、消費税引き上げの準備を始めた菅政権。そして、そうした政権を痛烈に批判する鈴木氏。果たして、どちらが真っ当な政治家なのか。
〈政権交代した昨年8月の原点に立ち返って、国民目線に戻った政治が今必要です〉
国民の民意に反する政治家たちを憂う、鈴木氏の政治家魂は、獄中にあっても未だに消えてはいないようだ。
(取材協力/小峯隆生)
〈菅政権、民主党について述べます。菅首相に『俺が総理大臣だ、トップリーダーだ』という姿勢が見えない処に国民の不安、不満があると思います。叩き上げ、市民活動家から政治家になり、上り詰めた菅首相に期待したのですが、官僚の手のひらに乗ってしまいました。かつて官僚と相対した姿が消え「草冠」の菅首相が「草冠」のとれた「官」に、官僚の官直人首相になってしまいました。消費税増税然り、普天間の辺野古移設等、官僚の作ったシナリオにあわせてしまったのは本来の菅直人ではない姿です。昨年の総選挙で4年間、消費税の話はしないと国民に約束したのですから、これは国民との約束であり、政権交代できたのですから言ってはいけないことなのです〉(12月19日付の鈴木氏の手紙)
こうした鈴木氏の発言について、自身もかつて外務省の官僚だった佐藤氏が解説する。
「官僚は国民から取り立てた税金で生活し、仕事をしている。だから本性として増税が好きだ。しかし、1月14日の内閣改造で、菅首相は本気で消費税を引き上げる準備を始めた。菅首相は、軸足を官僚に置くことによって延命を考えている。鈴木氏は、〈「草冠」の菅首相が「草冠」のとれた「官」に、官僚の官直人首相になってしまいました〉と分析するが、そのとおりである」
4年間は消費税の話はしないと約束したにも関わらず、消費税引き上げの準備を始めた菅政権。そして、そうした政権を痛烈に批判する鈴木氏。果たして、どちらが真っ当な政治家なのか。
〈政権交代した昨年8月の原点に立ち返って、国民目線に戻った政治が今必要です〉
国民の民意に反する政治家たちを憂う、鈴木氏の政治家魂は、獄中にあっても未だに消えてはいないようだ。
(取材協力/小峯隆生)
http://wpb.shueisha.co.jp/2011/01/27/2316/
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