http://www.asyura2.com/11/senkyo105/msg/700.html
Tweet |
http://31634308.at.webry.info/201101/index.html#0128
2011/01/28 02:45
小沢さんニコニコ生放送で激白、政治の向上は国民自身の政治意識の向上しかない
27日、ニコニコ動画で、上杉氏が司会になってフリーのジャーナリストが主体になって「フリーランス・雑誌・ネットメディア有志の会」が主催した会議に、小沢さんが出席するということで聞いた。
当初、4時半から始めるということであったが、5時に変更され、さらに遅れて始められた。理由は、国会の本会議が伸びたためである。菅首相の答弁など聞きたくはないのであろうが、国会会議を行っている中、ニコニコ動画に出ていたなどとなれば、またマスコミに批判されただろう。国会の時間が大幅に伸びなければ、もう少し長く聞けたのであろうが残念であった。
今回の会議は、当然大手マスコミの記者も出席出来るが、質問で名指されたのは全てフリーのジャーナリストであった。記憶に残っているレベルで以下に小沢さんの言ったことを書いてみた。
まず、全くの打ち合わせのない中、あらゆる種類の質問に、淀みなく確固とした意見を述べたということである。菅首相が官僚の原稿を国会で棒読みするのとは違う。昨日の国会では、菅首相がみんなの党の渡辺代表が質問書をその日の12時近くに出されたので正確に答えられないと、前置きの逃げを打って、答えていたのとは雲泥の差であった。
小沢さんは、質問の中で、日本のマスコミは自分の言ったことを書かないし、言わないことを趣旨を曲げて報道すると述べ、外国記者クラブ方が余程ましで、本人が言ったことが自国の益にならないこともそのまま書くと、痛烈に日本のマスコミを批判した。
特に、以前記者会見を「サービス」と言って散々叩かれたが、これは政治家、特に政府が記者会見をするのは、所謂公共サービスと同じ意味で述べたことを、「公共」を取って、記者クラブを無視しているとか、不遜だ、説明責任を果たさないとは違うと述べた。
フリージャーナリストの岩上安身氏が、今ブログの世界では話題になっているウイキリークスが、鳩山・小沢政権を危険視し、次の世代の菅、岡田にテコ入れした話を聞いた。これについては真偽を確認出来ないので答えられないとした。ただ、この質問と関連して、キャンベル国務次官補、駐日大使が来たとき、中国は古い友には信義を重んじて接するが、暗に米国は?というような言い方をしたかもしれないと述べた。この意味するところは、自分が米国にお手をしたり、お腹を見せて恭順の意を示す犬ではなく危険と思われたかもしれないと言いたかったのであろう。
この会見で、他に中国の次期主席になると目されている習近平国家副主席の話、記者クラブの国会内の部屋専用問題、北朝鮮問題などの話が出たが、一番グサッと来たのは議会制民主主義とは?との質問の中での発言であった。
議会制民主主義はどういうものであるかをわかり易く説明したが、質問が議会制民主義の中でどうしたら政治がよくなるのかとの問いの答えであった。質問者の問いに、即座に「国民のレベル」が最も重要と述べた。その理由は「国民と同じレベルの議員しか選ばれない」からと述べた。つまり、国民のレベルを上げない限り、政治もレベルアップしないと述べた。
これを聞いて、頭をガーンと殴られた思いであった。普通の政治家なら、自分たちが頑張らなければならないと言うと思うが、小沢さんは政治や物事を判断できる国民が出てこなければ政治も良くならないと言い切った。
つまり、極論すればマスコミの書いているようなことを直ぐに信じてしまう国民が悪いということになる。小沢さんは、日本は明治維新以来、中央のお上の言うことを信じてやってきて、イギリスのような本当の民主主義が育っていないと述べている。
しかし、小沢さんはその意識が育ってきているのがネット社会と思っている。また期待をかけている。これは誰に強制された訳ではなく、個々個人が自分の頭で考えで動いているからだ。
ネット社会にこそ、その真の国民がいることを小沢さんは言いたいのであろう。
これぞ「主権在民」の精神だ!
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK105掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。