http://www.asyura2.com/11/senkyo105/msg/436.html
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最近迷走を続ける週刊ポストであるが、ますますその迷走は酷くなっているようである。
NEWSポストセブン|大メディア ネットでの言論増加に対し完全にパニック状態
http://www.news-postseven.com/archives/20110119_10419.html
http://www.asyura2.com/11/senkyo105/msg/105.html
「正月に官邸で番記者らを接待するなどマスコミにすり寄る菅政権。しかし、菅政権のマスコミ頼みは、もう国民を欺けない。
菅首相が1月5日に出演した『報道ステーション』が6.9%の『超』低視聴率に終わったことを見れば明らかだ。『菅の顔など見たくない』という国民の審判であると同時に、既存の大メディアに対する不信感でもある。芸人を集めたバラエティ番組では視聴率を取れても、もはや国政の重大事を記者クラブ・メディアで判断しようという国民は日に日に減っている。それを自覚しているからこそ、テレビのニュース番組はますますバラエティ化し、『クマ出没』『人気ラーメン店』がヘッドラインを飾るのだ。
その一方で、菅氏が『潰したかった』という同日の小沢一郎・元民主党代表のBS11出演は、『視聴率は調べていないが、局へのメールなどの反響は通常の政治インタビュー番組の4〜5倍あった』(同社幹部)という。また、昨年末に小沢氏はインターネットのインタビューに出演したが、その視聴者数はのべ20万人を超えている。
そうした“権威”の失墜に慌て、ニューメディアを敵視する大マスコミは、記者に『ツイッター禁止』を命じたり、閣僚や官庁の記者会見場からニューメディアを追い出そうとしたりと、完全にパニック症状だ。
朝日新聞などは、広島市の秋葉忠利・市長が、記者クラブ会見ではなく、ネットの動画サイトに退任談話を配信したことに怒り、6段抜きの大きな記事を掲載して(1月6日)、『会見拒否』『真意不明』などと秋葉氏をコキおろした。
記事に登場する大学院教授のコメントが興味深い。政治家のネット出演は『編集されたり、批判的なコメントを加えられたりすることを嫌がる権力者に都合のよい手法』だというのだが、そういえば小沢氏は、テレビ出演の条件を『編集されないこと』としていた。その条件をのむ局がなかったからネットに出演したのだが、『そのまま放映』と『編集』が、権力者とメディア、国民の誰にとって都合がよいのか、難しい問題だ。」
※週刊ポスト2011年1月28日号
小沢一郎元民主党幹事長がインターネットの生放送に出演していることがある出来事と重なって見えた。それは佐藤栄作元総理大臣の辞任会見である。佐藤栄作元総理大臣は総理大臣として歴代最長の在職年数を誇るが、自民党総裁選挙4選前後あたりから求心力を失っていった。沖縄返還は佐藤栄作元総理大臣の大きな功績であり、佐藤栄作元総理大臣自身も沖縄返還によって失った求心力を取り戻すことができるものと考えていた。しかしそうはならなかった。求心力を失った政権をマスコミが厳しく批判するのはいつものことであるが、マスコミは沖縄返還の問題点を厳しく追及したのである。佐藤栄作元総理大臣は辞任会見において、新聞は偏向している、私はテレビで直接国民と話したい、と述べて記者会見を拒んだのである。私は小沢一郎元民主党幹事長と佐藤栄作元総理大臣に同じ心境を見る。それは他人の主観に自らを預けることができない小心さである。
週刊ポストがどのような傾向で誌面を構成しようが自由であるが、他人の主観に自らを預ける覚悟のない人物が政治家を名乗るべきではなく、そのような人物は、国民の知る権利を守るべきマスコミが特に批判しなければならないはずである。人類の歴史においては、国民が知る権利を勝ち取るために多くの血を流してきた。その歴史を自覚しているのであれば、自らが公平な報道を行うことを肝に銘ずるのが筋であろう。
そもそも週刊ポストの「大マスコミ」批判という観点がそもそもずれている。週刊ポストを発行する小学館は多くの雑誌を刊行し、その雑誌には週刊ポストやSAPIOなど時事に関する記事を多く掲載するものも含まれている。いたずらに階級闘争史観を露骨に示す報道は、日本人が差別されているとして在日特権を批判する在日特権を許さない市民の会のように視点が根本からずれているとしか言いようがない。
http://blog.livedoor.jp/patriotism_japan/archives/51728226.html
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