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前原外相の電撃訪朝はあるか
2011/1/19(水) 午前 10:57
前原外相の訪朝説が永田町で飛び交っている。
八方ふさがりの日本外交が活路を開くにはそれしかないが、前原氏にそれだけの見識と度量があるか、それが問われる。
前原外相は今年になって2年半途絶えている日朝対話再開に意欲的な発言を繰り返している。
4日の記者会見では「拉致、ミサイル、核といった問題で、2国間で話ができるような状況を作ることが大事だ」と述べた。
11日にも「日朝間には核のみならず拉致問題、ミサイル問題など他の問題もある。6カ国協議の開催の是非にとらわれずに日朝の協議が再開されるが望ましい」とし、日朝ピョンヤン宣言を踏襲しつつ、「どのような形で今後議論に臨むかは白紙で臨みたい」と一歩踏み込んでいる。
さらに、15日の韓国訪問で、金星煥外交通商相が「北(北朝鮮)日の前に南北対話があるべきだ」と注文を付けられたが、記者団に「(南北優先が)前提だが、何らかの(日朝の)接触はあり得るかもしれない」と語った。
いずれも至極まっとうな発言である。
北朝鮮の朝鮮中央通信も8日の論評で前原外相の4日の発言を「肯定的な動き」と評価した。中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表も「歓迎する」とコメントしている。
特に、「白紙で臨みたい」との発言は注目される。
安倍政権以来、不純な政局的思惑から拉致問題を全面に押し出し、それしかないかのように独善的に対したことが日朝協議破綻の最大の要因である。安倍政権は「横田めぐみらの生存を前提に、被害者全員の奪還を目指す」と、死者を生かして返せと言わんばかりの非常識な条件を北朝鮮に突きつけ、交渉を意図的に破綻させ、制裁に舵を切った。それが6か国協議にも悪影響を与え、北朝鮮の核実験へと最悪の結果を招いた。
韓国、中国、ロシアに加え、米国もそうした日本の頑迷な姿勢に眉を潜めてきた。
「横田めぐみ、有本恵子さんらは生きていない」裁判」でも指摘したように、今や日本国内でも田原総一郎氏が「外務省幹部も知っている」と横田めぐみ、有本恵子らの死亡事実をテレビで公言するなど、外交に個人的な遺族感情を持ち込むことを批判する声が高まっている。
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/42331460.html
前原氏がそうした経緯を理解し、大局的戦略観から「白紙」と言うのなら、一つの見識と言うべきである。
だが、安倍政権のように拉致にこだわるのなら、得るものは何もないことを知るべきである。
前原氏にはネオコン的な発言が目に付き、尖閣問題での迷走、韓国紙の毎日経済との新年インタビューで「韓国と安全保障分野でも同盟関係を結ぶことを望む」と述べ、外務省国際報道官室が3日に「日韓同盟には言及していない」と訂正を申し入れるなど、思いつきからブレる傾向がある。今後の展開を注視したい。
電撃訪朝は、小泉元首相の訪朝に勝るインパクトを与え、日本外交の幅を決定的に広げることは間違いない。
南北対話が膠着状態にある中、それを側面的に促進する役割を果たし、結果的に半島と地域の緊張緩和と安定に寄与しよう。
米国も南北対話を望むしかない状況にあり、黙認の形でも了解すると思われる。
問題は、日本国内にそれを許容しない政治勢力が根強く存在することである。
北朝鮮元工作員、実は韓国情報部員の安明進の誤情報の影響はまだ根強く残っており、その代表格の産経新聞は「拉致問題は日本にとって重大な人道、主権問題である。・・・不用意な発言では拉致問題の解決も、日米韓の結束も損なってしまう」と、何の反省もない旧態依然とした謬見を主張している。
そうした障害を克服できるか、政治家としての度量と行動力が問われる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110117/plc11011702550006-n1.htm
(新世紀人コメント)
「クチ」は便利なもので嘘でも希望でも何でも言えるわけだ。それをどう受け取るかについては責任は受け取る側にあるわけだ。
こんなものは「振り込め詐欺」と同じと考える。
前原や北沢が今まで何をやってきたのかまた何を達成してきたのかだけが問題であり、それ以外は問題にする事自体が間違いだ。
考えてみるが良いだろう。オバマ・ヒラリーの米政権はチャイナの主席を歓待して商売が旨くいって大喜びだ。
これはつまり、チャイナが「買ってあげるから、チヤンバラのイタズラごっこをしてはダメよ」と旨くあやしてくれたわけですよ。ジャイアン気取りの悪童をうまくあやしてくれたわけ。
そうであれば、ジャイアン姉御も乱暴ばかりはしていられない。
お客様の御気分を損ねては買ってもらえないからね。
それでジャイアン姉御は子分のツネオに「お前も御近所に丁寧な話し方をしろや」と指令を下したのでしょう。
ツネオすなわち前原と北沢は上司の菅と同じく頭の中は空っぽだから、ご主人様のツネオ姉御の言う事を下水菅の様に直行して流したに過ぎないと言うわけだ。
気の毒に韓国は前原に振り廻されっぱなしというわけだ。
日本外交の口先は米中関係により決定される。日本外交は只のクダ(菅)。
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