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「民主党をぶっ壊す」豹変ぶり
官邸事情に詳しい全国紙の政治部記者が言う。
「すでに、この方法は巷間言われているが、菅は内閣改造時に『仙谷、馬淵切り』を断行。仙谷を党人事ナンバー2の代表代行に就任させ、水面下で今までと同じく政権の“知恵袋”として利用する腹積もりなのです。要は、問責決議を問題にし、国会審議を拒否すると宣言している野党を欺くためのアリバイ工作。これで難局を乗り切る魂胆です」
しかも、この方策には続きがある。菅総理は仙谷氏を党幹部に送り込む際に徹底した「小沢制圧」を指示するつもりという。
もっとも驚愕させられるのは、これとは別に練られつつある第2案。前出の側近議員はこう明かす。
「野党は仙谷氏を更迭しない限り国会審議に応じない姿勢を貫いているが、実はこの『第2案』では、内閣改造時にあえて仙谷氏を官房長官に据え置いて野党と対決。正面突破を図る作戦が模索されているのです」
ただし、仮に「小沢切り」が完了し、支持率が上向いたとしても、これでは国会運営が紛糾することは火を見るより明らか。ところが、この奇策には老獪な目論見が存在するのだ。
前出の政治部記者が言う。
「菅が、1月13日の民主党大会後の内閣改造を発表しているのは、地方選の連敗や外交への不満が噴出することを想定しているから。つまり、膿を出し切って内閣刷新を高らかに宣言する魂胆なのです。だが、その際に仙谷を外しても尖閣問題やTTP(環太平洋戦略的経済連携協定)、財源問題で野党が揺さぶりを掛けてくるのは必至。このため、『仙谷切り』を最後のカードにするつもりなのです」
つまりはこういうことだ。
仙谷氏を閣外追放した内閣を作っても国会運営が紛糾するのは自明の理。そのため、菅総理は3月末が期限である'11年度予算の成立を条件に、仙谷氏の首を差し出す戦略を模索しているというわけなのだ。
また、別の菅総理に近い民主党議員もこう話す。
「内閣改造で浮かれているのは、閣内に残る可能性が高い玄葉光一郎国家戦略担当相や蓮舫行政刷新相を除けば、仙谷氏の後釜が騒がれている枝野幸男氏だけ。多くの議員は要請があっても固辞するはずです。理由は、改造内閣は統一地方選でも惨敗し、短命なのが明らかだから。自民党の麻生元総理が解散総選挙を先延ばしにしたために、政権を失ったことを民主党員は知り尽くしている。支持率が上がらなければ、途端に“菅降ろし”が吹き荒れることは確実なのです」
さらに、一方では小沢氏も不気味な蠢動を繰り広げている。
「1月7日に小沢と輿石、鳩山前総理が都内のホテルで善後策を協議したが、『小沢切り』の天王山は内閣改造から国会開会までの10日間。この間に菅がさらなる戦いを仕掛けてくるようなら、集団離党のカードを切ることにもなりかねない」(前出・政治部記者)
政局が変わるかは、菅総理の暴走次第ということである。
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