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誰も通らない裏道
2011/01/22
大久保元秘書、石川議員の報道に見る検察と朝日の深い関係
私は埼玉県南部に住んでいる。なのでこの地域の新聞は最終版ではないということを前提にして、、、
昨日(1月21日)の午後、近所の図書館で新聞の朝刊を見た。
まず最初に見たのは日経で、社会面の右肩に「大久保元秘書の調書撤回」と「石川議員の録音 証拠採用」の記事がある(各画像はクリックすると拡大されます)。
この記事を読んだ後、「朝日はどう書いているんだろう」と思って見たみたのだが、どこにも見当たらない。おかしいな、、、と思って再度、最初から最後までめくってみたのだが、やはりないのである。
だから、私はtwitterでこんなことをつぶやいた。
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いま図書館で朝日の朝刊をみたんだけど、小沢秘書の公判前手続きで大久保さんの供述調書を検察が撤回したのと、石川議員の聴取録音の書き起こしが証拠採用されたことがどこに書いてあるのかわからんかった。
posted at 16:47:08
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この時にはあまり時間がなかったので、その他の新聞は確認せずに図書館を出て、都心へ出た。
そして、お金を下ろそうとコンビニに入ったら、18時過ぎにもかかわらず朝日の朝刊がまだおいてあったので、これを購入して紙面を見てみると、社会面見開きの右ページにこの記事はあった。
ただし、記事内容は大久保元秘書の調書のことのみで、石川議員については「調書の任意性や信用性を争う方針を固めている」と書いてあるだけで、「録音」や「手紙」についての言及は一切ない。
「それにしても、こんなところに書いてあるものを見落としちゃったのかな、、、」と思って、先ほど図書館に行って昨日の朝日の朝刊を確認してみた。その画像が↓。都心で買ったのと同じ箇所である。
やはりない。そこで、昨日の夕刊を見てみると、やっとその記事が発見できた。
それにしても、なぜ朝日の朝刊にこの記事はなかったのか。埼玉版では締切の都合でこの記事が朝刊には入らなかったのか? ま、その可能性もあるので、ついては他の新聞の朝刊を確認してみた。
まずは読売朝刊。
見出しは調書の取り下げだが、一応、最後にチラリと石川議員の方のことも出てくる。
続いて毎日朝刊。
こちらは石川議員の録音のことがメインだが、最後に大久保秘書のことも。
続いて東京朝刊。
こちらは石川議員のことのみで、大久保の「お」の字もなし。
最後に産経朝刊。
なんと、産経は石川議員のことを大々的に書いて、さらにその下には(画像では切れているが)大久保秘書のことも書いてある。
こうして見ると、埼玉県(南部)版として配られた新聞の中で、朝刊に陸山会関連の記事がなかったのは朝日のみである。ということは、少なくとも朝日だけ締切の問題があったということはなかろう。
とすれば、これはもう意図的に外したとしか思えない。しかも、埼玉県南部ですらこの記事が入っていないということは、都心部以外のその他の地域でもやはり入っていないだろう。
さらに言えば、夕刊の部数は朝刊よりも相当に少ない。
と、以上のことを考え合わせると、少なくとも検察に対してもっとも気を遣っているのは朝日ということになる。
なにしろ大久保元秘書の件も石川議員の件も、検察にとっては大変に困った事態なのだ。それをできるだけ目立たない形で報道するところに、検察と朝日の深〜〜〜〜〜い関係が見える。
※関連エントリー
・「前田恒彦の特別公務員職権濫用容疑は不起訴」報道に見る、検察とメディアのズブズブの関係
http://fusenmei.cocolog-nifty.com/top/2011/01/post-660d.html
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