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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110122/plc11012223000190-n3.htm
枝野幸男官房長官は22日、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)を視察した。振興予算を握る沖縄担当相を兼務する枝野氏は就任後初の沖縄訪問で、振興策と基地負担軽減に取り組む決意を伝えた。もっとも昨年暮れから菅直人首相をはじめ閣僚らの沖縄詣でが相次いでいるため、県側には「訪問疲れ」(県幹部)がおきている。(小田博士)
枝野氏は22日、同市内の嘉数高台公園の展望台から双眼鏡を手に取って、普天間飛行場を眺めた。視察後、記者団に「周辺住民に対する危険の除去、騒音対応をしっかりやらなければならない」と語った。
沖縄担当相は内閣府特命大臣や国土交通相などが兼ねるのが通例。枝野氏の担当相兼務は、官邸主導で普天間問題に取り組むとの姿勢を明確に示したといえる。
枝野氏は「本当に真剣に努力しなければいけない」と意欲を見せるが、沖縄県側は地元振興の見返りに、普天間飛行場の同県名護市辺野古への移設が既成事実化されると、警戒を強めている。
21日夜に枝野氏と会談した玉城義和県議会副議長は「閣僚が来県すると『負担軽減をするけど日米合意が一番いい』と口をそろえる。県民の説得に来るのではなく、対米交渉を考え直さないと(問題は)動かない」と不満をぶちまけた。
県幹部によると、仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事は昨年暮れ以降、菅内閣から5人目となる今回の枝野氏の訪問について、会談自体にも難色を示したという。
県側は訪問自体に加え、閣僚間の認識のズレにも当惑している。
20日に仲井真氏らと会談した北沢俊美防衛相は「県民が目を見張るような振興策を提示し、理解を深めさせていただければ」と語り、地元振興と基地移転との関連性を示唆。これに対し、枝野氏は「普天間問題とはまったく別に、沖縄振興と負担軽減は最大限の努力をする」と明言した。
政府筋は「沖縄を訪れる前にまず閣僚間で意思統一しなければならない」と頭を抱えている。
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