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うろ覚えで恐縮だが、『聖ヨハネ伝』に、次の様な一文が有った様に思う。
ヨハネ『エルサレムに行くおつもりだと聞きましたが』
イエス『そうだ』
ヨハネ『そんな事をなさったら、あそこの司祭どもが、貴方をどうするか、分かった物では有りません。彼等は、貴方を恐れているのです。恐らく彼等は、貴方に死を命じるでしょう』
イエス『この杯は私に渡されたもの。飲まねばならない』
幾ら応援しているからと言って、小沢氏をイエスに例えるほど、神格化している訳では無い。そんな不遜な考えは、持っていない。しかし、何と「共通点の有る事」か。彼等は、恐れている。何故なら、これまで「未来永劫」続くと信じて疑わなかった「金の卵を産む鶏の遊ぶ庭」を、失ってしまいそうだから。
彼等とは?アメリカの、膨大な対日「産軍複合利権」に巣食う<ジャパン・ロビー>と、その手先のC.I.A.。その彼等の手先に甘んじる事により、「王権神授説」をも見まごうばかりの潜主政治を繰り返す、<霞ヶ関>の官僚ども。その両者の間に立って、プロトコールを行う事で、たっぷりとした「有形無形」のおこぼれに預かり、名誉欲を十二分に満たす、旧政権の<政治屋>ども。
その「三角形」のパシリ役を果たして、三方全てからおこぼれをちょうだいし、エリート意識を充分に味わいつつ、殿様商売で優雅に世渡りする<エセ・マスコミ>ども。政治屋のパトロンで、霞ヶ関のプロテクター役を務める事により、「国亡びて我潤う」を地で行く『経団連』の<企業家>ども。
その、『悪の枢軸』とも呼べる輩の、日本と日本国民の明日に与える<負の連鎖>を断ち切ろうとすれば、どうなるか。自らの民族の指導層『ユダヤの神官』達と、国を滅ぼす巨大な敵『ローマ帝国』との連携で、あらゆる迫害を受け、殺されてしまう事を承知で、「定められた道」を歩む事をいとわない『主の御子』の姿に、重なってしまうのだ。
既得権益層と言う言葉では追いつかない、『地動説』を恐れる「天動説一味」の抵抗は、如何ばかりなるや。
▶小沢氏が政倫審拒否、岡田氏は証人喚問検討(NNNタイトル)
>民主党・小沢元代表は20日、党執行部が求めていた衆議院政治倫理審査会(政倫審)への通常国会冒頭での出席を拒否した。岡田幹事長は20日夜、強制力のある証人喚問も検討する考えを示した。【NNNニュース/1月21日(金)1時40分配信】
日本憲政史上、与党側が「与党政治家」の証人喚問を行った例は、いまだかって一度も無い。当たり前だ。しかし、それはそれで良いのかもしれない。まず、「証人喚問」となると、会一致の喚問要請が必要となる。「菅直人のやりよう」に怒り狂っている『亀さん』が、果たして賛成するだろうか?万一喚問されたとして。偽証は許されない。大いに結構、返答は決まっている。
何を糾されようと、『裁判で身の潔白を証明する所存です』この一言で良い。何処にも「ウソ偽り」は無いのだから。たとえ、相手が納得しなくとも大丈夫。『裁判のうえで不利になる為、具体的な事は、この場では控えさせて頂きますが、私が清廉潔白で有る事は、裁判で正しく証明させていただく所存です』この返事を、延々と繰り返すのみ。やるならやってみろ。
幹事長は、墓穴を掘ってしまった様だ。「身内を庇わぬ組織」の行く末を、しかと見届けてさせて頂こうと思っている。それにしても、「政倫審」や「証人喚問」を有利に運ぼうとばかりに、あからさまの「報復人事」には、開いた口が塞がらぬ。
▶民主執行部、予算委から“血判状”小沢系議員11人を排除 証人喚問にらみ圧力(産経見出し)
>民主党執行部は21日午前、小沢一郎元代表の証人喚問問題で混乱が予想される衆院予算委員会のメンバーについて、小沢氏の側近議員を排除し、反小沢系議員を大幅に増やす方針を決めた。
>予算委から外れることに反対し、「血判状」を同党国会対策委員会に提出していた小沢系議員ら12人のうち11人は差し替えとなる。衆院政治倫理審査会(政倫審)への出席を拒否した小沢氏に対し、党執行部が「証人喚問カード」で圧力をかけ始めた形だ。
>証人喚問は全会一致が原則となっており、党執行部は実現の環境づくりを進めるため、小沢系の中枢議員を予算委から排除する必要があると判断。岡島一正、川内博史両氏ら小沢氏側近の民主党理事を別の委員会に移すことを決めた。
>安住淳国対委員長は国対役員の見直しも進め、3人態勢だった筆頭副委員長について、小沢グループの高山智司氏と鳩山グループの大谷信盛氏を再任せず、中間派の民社系に属する三日月大造氏1人とした。【産經新聞/1月21日(金)18時37分配信】
唖然。信じ難い。まるで、『朝鮮民主主義人民共和国』並みである。こんな国家が、国連で「安保理」の議席が欲しいと寝言を言っている。(まあその点は「中華人民共和国」という大きな実在の例が有るとは言うものの)『民主主義国家』と言う概念と、それの実現への取り組み方について、誰か官邸でレクチャーしてやる人は居ないのか?
それにしても、巷で言われる「左翼政権」と言うのが、人類の公平な生存権の追求という、左翼本来の理念は知りもせず、ただただ「内ゲバ」と「血の粛清」という、非人間的側面だけを、忠実になぞろうとしている。カール・マルクスとイリイチ・レーニン以後の、共産主義思想家と、社会主義者の辿った歴史を、振り返って見るが良い。
政敵を罠に掛け、有無を言わさずひっ捕らえ、自殺させ、殺し、凄惨を極めた。卑近な例では、赤軍派と、特に『連合赤軍』を思い出すが良い。或は、『中核派』と『革丸派』との、何時終わるとも無く繰り返された「内ゲバ」を、振り返ってみるが良い。ライバルを倒す。より大きなライバルを粛正する。自分より優れた者は、絶対に粛正する。
やり出したら、もうブレーキが利かなくなる。常に相手に先んじて、先制攻撃し続けなければ、枕を高くして眠れなくなるのだ。あの、ロボトミー手術を受けて、前頭葉を切除されたかの様な、生気がなく、生存本能のみに突き動かされる「イヤラシさ」しか浮かんでいない、菅直人の表情からは、最早正常なる精神は、毛筋程も感じられない。
有るのは、コズルさと恐怖心からなる猜疑心だけ。常に殺しあっていなければ、落ち着けなかった、『ボルシェビキ』の顔。血塗られた顔。しかし、この場合、あくまで「菅直人の独り相撲」に過ぎない所が、悲しくも有り、哀れですら有る。なにしろ、相手は菅直人など「まともに相手にしていない」のだから。
卑怯な手を打ってくればくる程、「主」の存在意義は、相対的に高まり行く。『私に与えられた杯は、飲まねばならない』前後左右の全てを敵に囲まれ、限りある同士すらあてにせず、一人泰然として苦難に立ち向かっている。菅直人くん。人間の大きさが違うのだよ。だからこそ、憎いのだね。だからこそ、恐れるのだね。だからこそ、抹殺したいのだね。
君は、21世紀の日本に置ける『ピラト』になりたいのだね。主を殺したピラトは、それなりに歴史に名を残した。その轍を、踏みたいのだな。哀れなるかな、菅直人。
http://blog.goo.ne.jp/veritas21
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