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1月20日 19時22分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110120/k10013530981000.html
民主党の小沢元代表は、衆議院政治倫理審査会への出席について「平成23年度予算案の成立を最優先させ、国会の状況を見ながら判断させてもらいたい」などとして、通常国会冒頭の出席には、事実上応じられないとする考えを審査会の土肥会長に伝えました。これに対して岡田幹事長は20日夜、記者団に対し、「議決しても出席しないのが明らかで、意味がない」などと述べ、議決を断念する意向を示したうえで、証人喚問も含めて検討せざるをえないという考えを示しました。
小沢元代表の衆議院政治倫理審査会への対応を巡って審査会の土肥会長は、小沢氏に対し、来週28日までの出席を要請し、20日正午までに回答するよう求めていました。これに対して小沢氏は、みずからに近い審査会の川内幹事を通じて「平成23年度予算案の成立を最優先させ、国会の状況を見ながら判断させてもらいたい」などとして、通常国会冒頭の出席には、事実上応じられないとする考えを土肥会長に伝えました。このあと川内氏は、記者団に対し、「きのう、小沢氏と会った際に出席要請への回答を承ったので、土肥会長に報告した。小沢氏は、どんなに遅くとも予算成立後に審査会に出席するという意思を明確にしているので、本人の意思に任せればいい」と述べました。一方、土肥会長は、記者会見で「日程を指定して出席を求めたが、一切答えておらず、無回答に近い。審査会会長としては承服できない」と述べたうえで、今後の対応は、党執行部の判断に従いたいという考えを示しました。これを受けて岡田幹事長は、20日夜、愛知県豊橋市で記者団に対し、「事実上、ゼロ回答だ。非常に残念だ。そのことを前提に今後のことを考えていかなければならない。議決するのが目的ではなく、審査会できちんと説明してもらうことが目的なので、議決しても出てこないことは明らかで、意味がない」と述べ、議決を断念する意向を示しました。そのうえで、岡田氏は「国会での説明は、審査会か証人喚問の2つしかない。だからこそ審査会で説明してほしいと粘り強く求めてきたが、それがノーとなれば、野党の声が力を得てしまうということがあると思う。みずから1つを封じてしまうことは、残された1つになるので、まずいことだと思っている。今後のことはそうしたことを踏まえ、党の中で議論が必要だと思う。代表、幹事長が粘り強く説得して受け入れられなかったことは事実だ」と述べ、今後、党として、小沢氏の証人喚問も含め、検討せざるをえないという考えを示しました。この問題を巡っては、審査会に委員を出している自民党と公明党は、「小沢氏の態度が明確でないなかで議決しても、拘束力がない以上無意味であり、民主党のアリバイ作りにすぎない」などとしています。民主党執行部は、小沢氏が速やかに出席を申し立てない場合には、通常国会召集前に議決する方針でしたが、民主党だけで議決すれば、野党側が態度を硬化させ、国会審議に影響しかねないとして見送る方向で調整していました。
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