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政経徒然草
2011年1月20日木曜日
思想を持つ政治家小沢一郎・・・思想がない政治家菅直人
このごろ、つくづく思うことがある。政治の世界において、自分の思想を持つ政治家がいかに少ないかを・・・。
経済界においても同様なことが言えるのだが・・・。
なぜ小沢さんがネット上で多くの人に支持されているのかを考えた時、彼らは色々な情報から小沢さんが数少ない「思想を持つ政治家」であることに気づき、そしていつの間にかその思想にとりつかれたからではないだろうかと思い始めた。
思想をもっているからブレない。
思想を持っているから大きな相手も恐れない。
思想に賛同した支持者は離れない。
「国民の生活が第一」
「対等な立場での外交」
「自立と共生の社会」
短い言葉だがこれらの言葉には「思想」が感じられる。
政治家の思いが込められている。
国民や外国政府に対するメッセージがこめられている。
政治に対する期待が膨らむ。
岡田幹事長は「国民の生活が第一」をポスターからはずすようだが、知らないうちに自民党に盗用されるおそれがあることを注意しておく。
「最低不幸社会」
「第3の開国」
これらは菅首相の言葉だが
言葉の意味がよくわからない。
政治がそれに対して何をしようとしているのかがわからない。
国民に対する政治家の思いが伝わらない。
個々の議員の「人間としての生き方」「政治信条」などのもとになる「思想」の違いが現れているように感じる。
私が好きな歴史上の人物の一人に「三国志」の劉備玄徳がいる。
「仁、義、徳」の人と言われ、戦争には強くなかったが人民からの人望が篤く、彼の元には関羽・張飛を筆頭に多くの英雄が集まる。
後に名軍師「諸葛亮孔明」を「三顧の礼」で迎える。
小説を読んでいると、劉備の人の良さと決断力の遅さにイライラしてくるのだが、なぜか憎めない、そして人を裏切らない信用できる人物として描かれている。
「諸葛亮孔明」は劉備に三顧の礼で迎えられるのだが、そのとき諸葛亮は劉備に対していわゆる「天下三分の計」を披露し、曹操・孫権と当たることを避けてまず荊州・益州を領有し、その後に天下を争うべきだと勧めた。これを聞いた劉備は諸葛亮の見識に惚れ込み、諸葛亮は劉備に仕えることを承諾した。
小沢さんは劉備なのか、それとも諸葛亮なのか?
今の政治状況の中、名軍師「小沢一郎」は「天下三分の計」のような戦略のもと、今の政治状況をどう変えようと考えているか?
政治評論家やマスコミの予測をことごとく覆す小沢一郎の今後の戦略に多くの人が注目している。
現在の民主党の議員に言いたい!
あなた達は「仁と義と徳」を持ち合わせているのか。
持ち合わせているのなら、声を挙げなさいと・・・・。
http://haru55.blogspot.com/2011/01/blog-post_20.html
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