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本日の新聞に出ていた事実は、大阪地検堺支部の男性検事(なぜか匿名)が知的障害者の取り調べで調書の内容通りの自白の誘導をしていた事実が発覚した。これに対して次席検事の大島忠郁氏は「操作自体は違法ではない」と述べてこの検事の処分はしていないと書かれている。しかし実際には昨年1月に起訴したのに同年の11月には調書の信用性に疑いがあるとして起訴の取り消しを行っている。明らかに不正があったことを地検自らが判断しているのだ。なぜこの匿名の検事は懲戒免職とならないのか、これが民間の会社だったらマスコミも検察も大騒ぎしていたのではないのか。
同様に、元北海道職員が重度の障害を装って札幌市から介護給付金を不正に受給したとされる詐欺事件について、道警捜査2課の40代の男性警部補(ここでも匿名扱いだ)が参考人の供述調書を偽造したとして「虚偽公文書作成・同行使」の疑いで札幌地検に、なんと「書類送検」もう一度書くが「逮捕、起訴」ではなく「書類送検」しただけである。しかも警部補に対して道警がしたのはたった1ヶ月の10%の減給だけの上に「懲戒免職」ではなく「依願退職」を認めて退職金まで支払うのだ。
昨日の小生の投稿の通りに、この国では公務員は何をしても許されるのだ。これが法の下の平等と言う事なのか?彼らのような組織が偉そうに言っている「法と正義に基づいて」という言葉は何の意味を持つのだろう。そしてマスコミの非難のなさは何なのか。この国の異常性は正に権力を持つ検察、警察、官僚側に対して誰も異を唱えないし抗議もしない事なのだ。この国を我々は民主国家と呼べるのか?何度も言っているように「官僚国家」そのものではないのか。阿修羅に寄稿している方々や訪れて投稿記事を読んでいる人々には強くお願いしたい、これがこの国の実態なのだと、できる限り多くの人に知らせてもらいたい。
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