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2011年01月20日開始)
『鈴木宗男・獄中記』 〜宗男節は健在なり!◆宗男氏の獄中記
公開2011年01月11日 東スポ
ムネオ氏の獄中年賀メッセージを大公開。
あっせん収賄、受託収賄罪などで昨年9月に上告棄却で実刑が確定し、食道がん手術後の同年12月に収監された前衆院議員で新党大地代表の鈴木宗男氏(62)が関係者などに向けて入所前後の近況を獄中でしたためた手紙を本紙が入手した。
独占初公開となる“獄中記”では高校生以来となる丸刈りや刑務作業の紙袋作りなど独房での受刑生活を明らかにすれば、日本ハムの斎藤佑樹投手(22)への思い、盟友で歌手の松山千春(55)との涙の別れを激白。
“生涯政治家宣言”していた通り、塀の中でも悲嘆に暮れることなくムネオ節を炸裂させていた。
【年賀挨拶】
あけましておめでとうございます。鈴木宗男です。私は平成22年12月6日に東京高等検察庁に出頭し、同日、東京・小菅の東京拘置所に収監されました。同月16日には栃木県さくら市にある喜連川(きつれがわ)社会復帰促進センターへ移送され、受刑生活を送っております。
何度も繰り返しているように私は政治家として、決してやましいことはしていません。しかし、日本は法治国家ですから国民の一人として、その決定には従わなければなりません。私はこれからも間違った権力とは断固、闘ってまいります。いかなる立場、状況にあってもメッセージを発信していく所存であります。
今年は私の原点である「政治は弱い人のためにある」「声なき声を代弁する」をしっかり勉強し直そうと思います。どこの国にも権力闘争、政治犯はあります。南アフリカのマンデラ大統領は27年間、ナイジェリアのオバサンジョ大統領は長年にわたって、囚われの身でした。中国のケ小平は3回も逮捕・拘束されております。皆、死線を命がけで生き、復活しました。私はこの1年をマンデラ大統領らの百分の一、いや千分の一、いや万分の一の経験をしながら将来に備えたいと心しております。宿命に生まれ、運命に挑み、使命に燃えてきた鈴木宗男の生き様をいつの日か問いただす日をつくる平成23年にしたいと考えます。皆さん、今年も良い年でありますように心から祈念してやみません。
【平成22年12月12日、東京拘置所にて】
刑務所での1日がどのようになっているかを紹介します。午前6時40分に起床し、朝食は7時からです。7時40分からは刑務作業を行います。私はデパートなどで使う小物入れの紙袋作りで、途中10分の休憩を挟み、11時30分まで行います。昼食は11時30分から45分間で12時15分からは再び作業です。16時過ぎまで10分の休憩を挟み、続きます。夕食は16時30分からで17時から消灯の21時までは余暇時間になります。
入浴は週2回で各15分間で、運動は週5日、各30分間となります。休憩時間はストレッチ体操がラジオから流れますので体を動かし、余暇時間は読書や新聞を丹念に読んでいます。昼間は上下グレーの居室服、夜はパジャマが支給されています。なんとパジャマは“シマウマ模様”です。北海道の熊がシマウマを着ている姿を想像してください。7日には丸刈りになりました。高校生以来、44年ぶりの坊主頭です。昔と違うのは毛がないことです。食事は米麦7対3のご飯におかずは朝が「梅干1個、かつおの佃煮、ふのり味噌汁」や「納豆、焼き海苔、味噌汁」などです。昼は「豚肉のステーキ、野菜煮物」「かれい煮物、なすの煮物」などが出て、夜は「しょうゆ風豚汁、かぼちゃ、牛乳200t」「牛肉入り野菜炒め、シチュー、バナナ1本」「おでん、野菜炒め、みかん1個」などでした。子どものころは麦ご飯で朝昼は味噌汁と漬物に佃煮、夕食だけは何か煮物があったくらいでしたので、ここの方が恵まれています。ものは考えようだとつくづく思います。居室は畳1枚分が洗面台とトイレで3枚分が生活空間です。学生時代は4畳半で生活していましたので、そのころを思い出し、毎日キレイに掃除しています。
私が最近、気になった話題は日ハムドラフト1位の斎藤佑樹投手。彼が札幌市内のホテルで入団会見を行った際、チームメートになる先輩の稲葉選手、田中選手からのビデオメッセージに涙したそうですが、正直な好青年という印象を持ちました。うれし涙、感激の涙、達成の涙、悲し涙、悔し涙、無念の涙など私は涙が人間の最高の表現だと思う。私も涙もろいほうなので、家内からバカにされたりするが、私は涙が似合っている男でいたい。同時に(感動で)人に涙を流される生き方をしたいとつくづく思う。
収監直前の4日に松山千春さんから電話が入りました。千春さんは涙ながらに「ムネオさん、胸を張って正々堂々と行ってください。みんな信じていますから。ムネオさんのいない間、ちゃんと新党大地、後援会は守ります。何かあったら何でもしますから言ってください。同じ足寄なんですから最後まで一緒です。体にだけは気をつけて…」。最後は言葉にならない電話口に私もただただ涙が流れた。隣に座っていた家内も涙している。同じ足寄に生まれ育った縁に感謝しながら、千春さんの男気、人情、やさしさ、そして“心友の男の涙”を私は生涯忘れることはありません。
【平成22年12月19日、喜連川にて】
喜連川社会復帰促進センターに来て、故郷の北海道・大誉地を思い出しております。車の音が聞こえないとにかく静かな所ですが、何より寒いです。朝は氷点下で日中も一桁の前半です。ただ寒いといっても私の故郷は冬には氷点下30度以下が1週間、20度以下が2か月も続くところですから比較になりませんが故郷を離れて42年、この歳ですから、やはり身にこたえます。それでも少年時代にランプ生活、電気が通っていなかった部屋の中で自分の吐く息で布団が凍り、その襟に目をぶつけて起きるという毎日を思い出せばまだここは条件が良いです。食事は独居房で独りぼっちですが、家族・仲間の名前を呼びながら“私は一人ではない、帰るところがあるんだ”と言い聞かせながら毎日を送っています。
※坊主頭 男性受刑者は通称「ガリ」と呼ばれる理髪により、丸刈りもしくはそれに近い髪形にされる。出所が近づくと、「蓄髪願箋」(ちくはつがんせん)を出し、スポーツ刈りなど一定程度まで伸ばすことが許される。そのため、髪が伸びた受刑者は出所間近であることが周囲にも分かる
※ムネオ事件 外務省関連の国際機関「支援委員会」が発注した国後島「友好の家」(通称ムネオハウス)の入札をめぐる偽計業務妨害容疑で東京地検特捜部が2002年、鈴木氏の元秘書らを逮捕。これを機に鈴木氏の受託収賄やあっせん収賄、ムネオハウスや国後島のディーゼル発電施設をめぐる入札妨害など7事件で12人を起訴した。権力の中枢にいた鈴木氏や側近で元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏らをパージする“国策捜査”といわれた。
※喜連川社会復帰促進センター 鈴木氏が受刑生活を送る喜連川センターは栃木・さくら市で3年前から官民協働で運用されている刑務所。東京ドーム9個分の敷地に収容定員は2000人。収容対象者は犯罪傾向の進んでいない男子で運営には民間が参入し、警備業務も民間警備会社が担当するなどしている。KSD事件で受託収賄罪に問われた自民党の村上正邦元参院会長(78)が同所を一昨年に出所。防衛省の装備品納入をめぐる汚職事件で収賄罪などに問われた守屋武昌元防衛事務次官(66)が収監されている。
(転載終了)
”国策逮捕”により有罪が確定し、昨年暮れに収監された”国士”鈴木宗男が健在との一報が届いた。
東スポ、「GJ!」である。
上記記事を読む限り、「ムネオ節」が炸裂しているところをみると、とにかく本人が元気そうであることが何よりである。
それと共に、その”アツイ心””政治への情熱”がひしひしと伝わってくる獄中よりの手記を目にするにつけ、改めて、1日も早い出所と政界への復帰を期待せずにはいられない気持ちである。
今後、影響力を強めるであろうロシアとの外交をはじめ、日本にはまだまだ政治家・鈴木宗男の力が必要である。
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