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ロイター 1月19日(水)14時4分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110119-00000883-reu-bus_all
[東京 19日 ロイター] 玄葉光一郎国家戦略担当相は19日、日本外国特派員協会で講演し、消費税を含む税制抜本改革について「2012年3月までに成案を得る努力をしなければならない」と述べ、所得税法付則104条に則り作業を進める考えを示した。
消費税率の引き上げ時期については景気動向をみながら決めるとする一方、「次の総選挙後になるため、民主党のマニフェスト(政権公約)との矛盾はない」との認識を示した。
民主党は09年衆院選で次の衆院選までの任期中は消費税引き上げは行わないと主張してきた。従来の主張と菅第2次改造内閣発足後にスタートした「社会保障・税一体改革」の議論との整合性について、玄葉国家戦略担当相は「実施時期は次の総選挙の後になるので、前回の約束ごとと矛盾しない」と説明した。
さらに「法案はわれわれの任期中に成立させる。具体的には、2012年の3月までに成案を得る努力をしなければならない。しかし実施までに一定の期間が必要になるので、景気動向をみながら、引き上げ時期を決める」と述べ、消費税を含む税制抜本改革法案の11年度中の成立を目指す考えを示した。
実施時期に関連して触れた景気動向では「大切なのは、2011年中にデフレから脱却させなければならない」と強調し、デフレ脱却が前提であることを示唆。消費税改革に対する国民の理解を得るために、国会の定数削減などのほか、「財政再建のための税制抜本改革ではなく、社会保障制度を維持し機能強化するための税制抜本改革である」ことを徹底させなければならないとした。
<「マニフェスト修正なら総選挙」は的外れ>
09年衆院選マニフェスト(政権公約)見直しの意味については「2年の折り返し地点で総点検し優先順位を明確にするのは当然必要な作業だ」と語った。そのうえで「マニフェストを変えるなら総選挙をやるべきだとの意見があるが、それは『違う』」とし、「マニフェストを180度変えるならそうなるかもしれないが、基本的理念・基本的な考え方を変えずに、しかも着実に実施しているものも既にある。『マニフェストを少しでも修正するなら総選挙しなさい』は当たらない」と反論した。
<小沢元代表強制起訴後の対応、代表・幹事長のもと一致団結すべき>
一方、小沢一郎・民主党元代表が強制起訴された場合、議員辞職を求めるのか、との質問には岡田克也幹事長に一任されていると述べるにとどめたが、「勝者のもとで一致団結することが(参院選後の民主党)代表選前の約束事なので、代表・幹事長のもと一致団結することだ」と述べ、小沢グループの動きにくぎを刺した。
(ロイターニュース 吉川 裕子記者)
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