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司馬遼太郎「坂の上の雲」に見る日本の新聞論
http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/864.html
投稿者 怪童 日時 2011 年 1 月 18 日 18:16:46: wcjDnQv1rgafQ
 

(回答先: 365アンケート「あなたは菅内閣がいつまで続くと思いますか?」集計結果-BNNプラス北海道365 投稿者 民兵 日時 2011 年 1 月 17 日 14:32:28)

小説「坂の上の雲」はご存知のように、ほぼ日清・日露戦争記なんですが。
今読み返してみても司馬氏の新聞論は秀逸です。あの頃と21世紀の今も全然変わらない、むしろ劣化している・・・

日露戦が優勢になり始めた時(戦争を煽ったのも新聞だったが)。
「日本においては新聞は必ずしも叡智と良心を代表しない。むしろ流行を代表するものであり、新聞は満州における戦勝を野放図に報道し続けて国民を煽っているうちに、煽られた国民から逆に煽られるはめになり、日本が無敵であるという悲惨な錯覚をいだくようになった」

そして日露戦後、アメリカ・ルーズヴェルトが「日本の新聞の右傾化」を警戒してた事をうけて・・・
「日本の新聞はいつの時代にも外交問題には冷静を欠く刊行物であり、そのことは日本の国民性の濃厚な反射でもあるが、つねに一方に片寄ることの好きな日本の新聞とその国民性が、その後も日本をつねに危機に追い込んだ」

その後とは、あの悲惨な第二次世界大戦を指してるのは当然でしょう。
で、現在のマスメディアと目を覚まさない、自分の頭で考えようとしない多くの国民。
メディアは高級官僚と既得権益絶対死守の立場でつるんで、民意を捏造し小沢氏排除に狂騒している。

司馬氏がご存命なら何と言われるか?
「叡智と良心を代表しないと言ったが、此処まで誤・偏向・捏造するとは・・・
一体日本を何処へ連れて行こうとしているのか」
今のメディアにまともなジャーナリストなんか存在しないが、もし一片の良心があるなら、この先輩ジャーナリストの言を何と聞く!  

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