http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/860.html
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政権浮揚に躍起となっている菅民主党執行部が、小沢一郎元代表をじわり追い詰め始めた。小沢氏が通常国会前に衆院政治倫理審査会出席に応じなければ強制起訴とセットで離党勧告に踏み切る構えで、処分を決める党常任幹事会のメンバーを執行部寄りの議員に差し替えるなど「その日」に向けてシフトを構築しているのだ。ただ、小沢氏側は議決や勧告を無視する構えで、「民主党執行部のアリバイ工作」(自民党筋)との見方も強い。
「政倫審を開く議決に協力してほしい」
民主党の安住淳国対委員長は就任あいさつを兼ねた自民党の逢沢一郎国対委員長との会談で、直面している最大の懸案を口にした。公明党の漆原良夫国対委員長に頭を下げてみせた。
しかし、証人喚問を求める野党が応じないのは織り込み済み。そもそも野党が反対しても民主党単独で議決する意向で、要は「小沢氏を確実に追い詰めるため、難癖を付けられないよう丁寧に手続きを重ねている」(民主国対関係者)状況だ。
18日の幹事懇談会では、具体的日程を示して召集日前に小沢氏に出席を決断するよう求める方針を決める見通し。招致議決を確実にするため小沢氏系の政倫審委員を交代させる作業にも着手した。
一方、政倫審への対応とは別に、小沢氏に離党勧告を出すには常任幹事会での決定が必要。執行部は確実に方針決定できるよう菅直人首相を支持するメンバーへの切り替えにも余念がない。
今回の党役員人事で首相を支える仙谷由人氏を代表代行に、岡崎トミ子、鉢呂吉雄両氏を副代表として新規参入させ、既設ポストにも藤村修、直嶋正行、渡辺周、安住各氏ら「脱小沢派」を並べる徹底ぶりだ。
ただ、強制力のまるでない招致議決や離党勧告を出したとしても、小沢氏側は応じない構えを崩していない。
それだけに自民党中堅議員の1人はこう指摘する。
「招致議決や離党勧告は菅執行部による単なるパフォーマンスだ。本当に疑惑解明につとめるつもりなら、強制力のある証人喚問を議決するのが筋だし、離党勧告ではなく除名にすればいい」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110118/plt1101181645002-n1.htm
◇
民主、政倫審幹事会合取りやめ 野党の態度硬化を懸念
民主党は18日、小沢一郎元代表を招致するため同日午後開催する予定だった衆院政治倫理審査会の幹事懇談会を取りやめる方針を決め、自民、公明両党に伝えた。
自公両党が「小沢氏の出席見通しが立たないなら意味はない」として懇談会に欠席する姿勢を変えなかったため、民主党単独で開けば、通常国会召集を24日に控え、野党の態度硬化と審議への悪影響を招くと判断した。
民主党は週内に招致議決に踏み切る方針は変えていない。
2011/01/18 13:33 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011011801000363.html
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