http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/838.html
Tweet |
「財源は?」というフレーズは変革のための政策論を封じるマジックワードだ。・『過去の過ちを再び繰り返す愚』参議院議員 森ゆうこ 2011年1月16日 (日)http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2011/01/post-6c3a.html
当たり前だ、どこに使い道のない予算が転がっているというのだ。借金までしてくみ上げた当初予算内で新しいことをやろうとすれば、別の何かをバッサリとやめずにできるわけがない。しかし長期政権を担ってきた政党にはそれができない。だから「政権交代」を望んだのではないのか。
前政権と同じことは「死んでもやらない」ことが新政権の矜持だろう、「ねじれ」を言い訳にするな。「財源は?」と聞かれたら「あの政策は間違っているから廃止する」と答えればいいのだ。レールを乗り換えればいいだけのこと。同じレールを走り続けて違う到着地にいけるわけがない。事業仕分けでチマチマと無駄をそぎ落としているのは、新政権の仕事ではない。現にレール上を走っている「事業そのもの」の停止を判定するのが、新政権の仕事だろう。
それによって補助金が打ち切られ、職を失う者も出るかもしれない。当然「廃止反対」の大合唱が起こるだろう。それでも新政権は国民に「新政策がより良い」ことを説得すべきなのだ。いま全体が混乱しているのは、国民の意識と産業の構造が60余年におよぶ自民党政権の日本に「過適応」してしまっていることだ。これでは持たないと分かっていても「常識」が変えることを許さない、国民も政治家もだ。
頭の常識が「今までのレール」だから違うところを目指しても、結局今までの到着地にばく進することになる。国民がはっきりと「レールを乗り換える」意識を持たない限り、選ばれた政治家もまた同じ事を繰り返すだろう。隙間風が入っても住み慣れた今の家がいい、と言うならば政権が変わっても政策はいつまでも変わらない。
それから菅総理大臣は14日の記者会見で「新政権の仕事内容が国民に正しく伝わっていない」のような発言をしていた。メディアの報道姿勢を指して言ったのであろうが、それならば「直接国民に説明できるスポークスマン」を採用してはどうか。
大臣の記者会見では、大臣も忙しいだろうしどうせ「編集」されてしまうんだからと紋切り型の答弁になってしまう。記者ならば優秀だろうから「内容を瞬時に把握」するのだろうが、一般大衆はこれを聞いてもなにを言っているのかさっぱり分からん。だから大臣と記者の会見は今までどおりやってもよいから、記者を介さない「直接放送」で噛み砕いて政策を説明して欲しい。池上氏を雇ってもいいから。まさか噛み砕いて説明すると「質問」の手が次々に挙がるのが嫌だ、とか役人の発想はしないよね?
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK104掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。