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アレとは何か、「水谷建設の元幹部」から渡ったとされる例の「一億円」だよ。現に「元幹部」は渡したと自供しているのに、テレビでは「受け渡し現場の再現」までやったのに、いまでは誰も口にしない。多くの国民は「あの時点」で頭が止まっているから、小沢氏の「真っ黒な疑惑」を未だに拭い切れないでいる。だったら検察審査会でこの件を「法廷で黒白をはっきりさせろ!」と議決書に書けばよかったのに。最高裁判所が「当方では判断しない」と推奨しているように「何でもアリ」なんだから。
しかし第5検察審査会の2度の議決書を何度読み直しても「水谷建設」の文字はない。チマチマとした「虚偽記載」や「共謀」の記載だけである。「賄賂」を受け取ったかもしれないから、国民はあんなに熱狂したんじゃないか。それをいきなり「興行停止」になんかするなよ。なぜ最大の演目を降ろしてしまったのだ? 判決でどうなろうとも「検察審査会に責任はない」んだから、千秋楽までちゃんと興行しろよ。
などと勝手な言い分をほざいてしまったが、「元幹部の供述調書」はまだ検察が持っているのだろうに、なぜ検察審査員がこれに食い付かなかったのか疑問なのだ。素人なら当然こちらに目が行くと思うのだが。それとも、検察審査会は前田元主任検事の取ったこの供述調書を「眉唾」だといずれ言われることを知っていたのか?
下の経過表を見ていただこう。2度目の「起訴相当」を張り出す2週間前には「前田主任検事の不祥事」が新聞に報道されている。捜査資料の中の「元幹部の供述調書」を審査員が見ていたなら、「前田主任検事」のサインも見たはずだ。「これはヤバい」と判断して「水谷建設献金」の項目を消したのか? それとも、愚直に「収支報告書虚偽記載」の案件のみを審査していた、と検察審査会事務局長は言うのだろうか?
「だって、申立書がそういう内容なんだから仕方ないじゃないか」と弁明するなら、申立人は「国民の期待」を裏切っていたことになる。一般大衆は「帳簿の記入ミスの疑い」などどうでもよかったのだ。
<経過表>
東京地検特捜部の不起訴処分 平成22年 2月 4日
「真実を求める会?」申立書受理 平成22年 2月12日・・・・・・・・・・・・・審査事件票より
第1回審査会議 平成22年 3月 9日(審査会議 計8回)・・・審査事件票より
第5検察審査会の第1回議決 平成22年 4月27日・・・・・・・・・・・・・議決要旨より
議決書作成 → 議決要旨を掲示 平成22年 4月27日
検察による再度の不起訴処分 平成22年 5月21日
(村木被告の無罪判決) 平成22年 9月10日
第5検察審査会の2度目の議決 平成22年 9月14日・・・・・・・・・・・・・議決要旨より
(村木被告の無罪確定) 平成22年 9月21日
(FD改ざん疑惑報道開始) 平成22年 9月21日・・・・・・・・・・・・・朝日新聞
議決書作成 → 議決要旨を掲示 平成22年10月 4日・・・・・・・・・・・・・議決要旨より
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