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■<菅首相>内閣閣僚らに「日本崖っぷち」(毎日)
【要約】菅首相は16日、再改造の閣僚と民主党役員らによる勉強会を公邸で開き、
「江田さん(五月法相)が『内閣が崖っぷち』と言ったが、内閣以上に日本が崖っぷちにある。元気のいい日本に立て直すスタートの年にしてほしい」と述べた。
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崖っぷちに立って元気が出ない人間は、自分の周りも崖っぷちで元気じゃないように思いこむ場合がある。一種の精神疾患である。にわか成金が、ケセラセラをこの世の真実と口ずさみ、貧乏のどん底に蹴落とされた者が、急拵えの社会批判をはじめるのとよく似ている。自分がそうだとは認めたがらず、周りが原因だと考えだすのだ。
この日本の、どこがどうして「崖っぷち」か。このまま推移すると仮定して、近未来に起こる出来事といえば、統一地方選で菅・民主党が壊滅することだ。09年の衆院マニフェストを破り捨て、国民をペテンにかけ、極端な増税一派であり、領土さえ売りわたす売国一派と成り果てた菅率いる民主党が、日本全土で国民から痛烈な批判を受けるだけだ。その結果、日本は小党分立・百貨騒乱の時代を経験するだろう。政界は混乱し、国民の多くは平然と生活をつづけて政治の牙を研ぐだろう。だから、あと3年も経ることなく、国民によって菅は首相の座から引きずり落とされる。いま野党が内閣不信任案を提起しないのには、そんなわけがある。
小沢派の地方議員は苦労するが、小沢氏の戦略もそこにあるだろう。すなわち菅の好きにさせてやれば、やがて国民の批判にさらされ、菅とその一派は自動的に崩壊する。なにを慌てる必要があるものか。「身を切らせて骨を断つ」、これが諸葛孔明の戦略だと推測する。そして、この戦略を打ち破る方法が菅側にない。強力な反民主だった与謝野氏まで、考えが一致すると入閣させた(入閣直後に子ども手当てを批判)以上は、玉砕(菅夫人)するまで突き進むほかはない。なので、崖っぷちに経たされているのは菅自身なのである。
よく小沢氏は、こういっているではないか。国民の生活が第一の政治は、1年や2年で実現できるはずがないと。3年、4年の間には、いろんな政局も起こるだろう。ネジレ国会で野党が審議を拒否するのも、検察がガタガタになってきたのも、与謝野が入閣して人生の最後を白バラで飾ろうとするのも、タイガーマスクが出現して国民の瞳を潤ませるのも、いってみれば、いろいろな政局なのだ。そういえば、一週間ほど前のことだが、障碍者から選挙権を剥奪する事件もあった。
小沢氏からのメッセージは、国民よ騒ぐな、もうしばらく我慢しよう、ではないか。
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