http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/713.html
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茂木健一郎氏の1月16日のツイートから、小沢一郎氏に関する部分を紹介させていただきます。
http://twitter.com/kenichiromogi
(以下転載)
(1)小沢一郎さんという人を、どのようにとらえるか。それが、日本の政治文化、社会の枠組みの一つの試金石になると思う。
多数決によって決まるのが民主主義。しかし、「真実」は往々にして少数派の側にある。
posted at 06:24:31
(2)小沢さんを「古い」タイプの政治家という人が多い。既成観念ほどこわいものはない。
むしろ、小沢さんが古いと評価する人たちの方が、日本特有の固定した世界観にとらわれていて「古い」のではないかと懸念する。
posted at 06:25:46
(3)小沢さんと言えば「政治とカネ」と言われる。しかし、政治にカネがかかるのは、アメリカ大統領選挙を見ていても明らかである。
資本主義の社会において、「カネ」は血液のようなもの。政治家を干物にしても仕方がない。
posted at 06:27:03
(4)小沢さんの言う「ドブ板選挙」を古いという人もいる。
しかし、一人ひとりの有権者の意見を聞くというのは、むしろ民主主義の原点である。
イギリスの政治家も、アメリカの候補も、小規模の集会、訴えかけはみなやっている。
posted at 06:28:08
(5)形式的なルールを墨守していればそれでよしとする日本の学級委員的な減点主義は、そろそろやめないか。
学級委員が日本を良くしてくれればいいが、そんなことでは済まないくらいの国難を迎えている。
posted at 06:29:06
(6)「脱小沢」と一つ覚えのように言うが、ある政治家を排除することが国の将来を左右する大事だ、などという話は、どこの国においても聞かない。
将来へのヴィジョンに一切かかわらない些事を拡大して政局化する愚かさは、国を危うくするだけである。
posted at 06:30:35
(7)そのdue processとしての正統性が怪しい「検察審査会」なるものの議決に基づく「強制起訴」をもってして、
離党せよとか、議員を辞職せよというのはファシズム以外の何ものでもない。推定無罪の原則はどうなったのか?
posted at 06:32:21
(8)「民意」が暴走したときにどうなるか、戦前の経験でわかるはず。
だからこそ、多数決で最終的には決まるとしても、民主主義では少数派の意見が尊重されなければならない。
メディアの役割は、「世論調査」で「空気」をつくることではない。
posted at 06:33:51
(9)そもそも、小沢一郎さんは民主党による政権交代の最大の功労者ではないか。
その功労者をこのような形で冷たく「切ろう」とする人たちを、私は人間として信用することができない。
posted at 06:38:36
以上、小沢一郎さんをめぐる日本の政治状況についての連続ツイートでした。
posted at 06:39:07
フジテレビ。小沢一郎さんいらっしゃる。
posted at 07:12:55
フジテレビ『新報道2001』生放送終了。ご覧いただいた方、ありがとうございました。
posted at 09:37:13
(転載終了)
※投稿者注 茂木 健一郎(もぎ けんいちろう、 1962年10月20日-)氏は、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員、
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別研究教授。理学博士)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(投稿者コメント)
・多数決によって決まるのが民主主義。しかし、「真実」は往々にして少数派の側にある。
まさにその通り。しかし、この難題に解決策があるのだろうか。
・政治家を干物にしても仕方がない。
魚の干物は美味いが、政治家の干物は食えない。
・形式的なルールを墨守していればそれでよしとする日本の学級委員的な減点主義は、そろそろやめないか。
賛成。
・「脱小沢」と一つ覚えのように言うが、ある政治家を排除することが国の将来を左右する大事だ、などという話は、どこの国においても聞かない。
マスメディアも現政権もすでに発狂しているので、どのような正論も受けつけない。
取材の後で記者さんたちは輪になって、答え合わせをし、まったく同じ内容の記事を書く。 http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/433.html
どこの官報か?
・そのdue processとしての正統性が怪しい「検察審査会」なるものの議決に基づく「強制起訴」をもってして、
離党せよとか、議員を辞職せよというのはファシズム以外の何ものでもない。推定無罪の原則はどうなったのか?
ファシズムがどのような顔をして現われたかというと、市川房枝印のマントを着た、クリーンな市民運動家の顔で現われました。
あるいはジャスコ印の生真面目な男の顔で。
・そもそも、小沢一郎さんは民主党による政権交代の最大の功労者ではないか。その功労者をこのような形で冷たく「切ろう」とする人たちを、私は人間として信用することができない。
茂木さんはまともな感覚の持ち主だった。
以上
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