http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/710.html
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「鎖国か開国かの前に、日本はアメリカにレイプして下さい。男で言えば去勢してくださいという哀れな姿。 中野剛志氏はアメリカか中国の官僚になりたかった。日本をカモにすることなど赤子の手をひねるようなもの
TPPの条件を突きつけて、日本に鎖国したいのかと突きつけて みんな日本はこれに参加しないと生きていけないという思考回路の人たちで 経団連も政府もそういう調子 それでいて、日本国家には戦略がないと言うのですから(笑)・・・」
売国内閣、売国財界、売国マスコミの悲惨な現実。悲しくて言葉も出ません。
中野剛志先生のよくわかるTPP解説(虚空界摩訶不思議 by heibay)から
http://heibay.exblog.jp/15315000/
転載開始
中野剛志先生のよくわかるTPP解説
前回は、自民党の小野寺氏のTPPの解説
今回は、官僚(経済産業省から京都大学に出向)中野剛志氏のTPPの解説です。
中野氏の考え方を一言で言うと 「アメリカの考え方は、アメリカに味方する国々の中に日本を巻き込んで、多数決でルールを決めていく。日本の農業に関税を撤廃させる代わりに、関税を撤廃しますが、為替でドル安にするので、日本の工業製品の競争力は、減殺される。 「自由」という建前で、「関税自主権を取り上げる」という 不平等条約の復活でしかない。」 つまり日本にとって「百害あって一利なし」と言っておられる。
西部邁ゼミナール 2010年12月18日放送 「中野剛志先生のよくわかるTPP解説―日本はTPPで輸出を拡大できっこない!」から
TPP(Trans Pacific Partnership) trans を ce にするとTrance(恍惚=ボケ) 西部氏は「どう考えても環太平洋連携協定の惚け話」にしか聞こえない。
『自由貿易の罠 覚醒する保護主義』(中野剛志著)
表紙ダチョウの絵 めくるとダチョウが頭を砂の中に突っ込んでいる。恐怖に駆られるとダチョウは頭を砂に突っ込む。 砂地に突っ込めば怖くない。 自由貿易はこういうこと。 近隣窮乏化(自分が豊かになるため周りを貧乏にする)の可能性があると経済学でも説明されている。
http://www.youtube.com/watch?v=nRmNJpUj5sI
(動画)
TPPを簡単に言うと関税の撤廃を目指す、例外なく。 シンガポール、NZ(ニュージーランド)チリ、ブルネイという小さな国が協定を結んでいた。 これにアメリカが入ろうと言って 豪州(オースラリア)、ベトナム、ペルー、マレーシアが交渉に参加することになって貿易の関税だけでなく 人とかサービスも含めて急進的な自由化。 交渉するに当たって米(コメ)とか例外品目を提示して参加するのは認められない。 類似のFTA(Free Trade Agreement)アメリカと韓国など2国間。 TPPは多国間。
マスメディアは、「開国か!鎖国か!」「平成の開国をすべきか?すべきでないか!」の単純極まりない分類でやっている。
@まず、日本は 今 鎖国などしていない平均関税率でも世界的に見ると低い方ですし。農業にしったて関税率は低いほう。 ”完全な貿易自由化” と” 完全な鎖国” との間に山ほどバリエーションがあるのに。。。
農業の関税日本は平均でいうとEUよりも低い。TPPの参加国では日本は高めだが世界で見ると別に高いわけでない。 議論のレベルが余りにも単純であるのが気になる。
Aもう一つ気になるのが、TPPをやると輸出を伸ばせる。農業 vs 製造業 の議論になっているが、 中野氏の見立てではTPPに参加して製造業が拡大するはできません。
日本が入ったとして10カ国のGDPの割合
アメリカ 67%
日本 24% 9割がアメリカと日本
オースラリア 5%
七ヶ国の計 4%
そして日米以外の他国は、GDPに占める輸出の割合が3割4割と大きい。
内需の割合で計算(日本企業が売れそうな場所)
アメリカ 73%
日本 23%
オースラリア 3.7%
七ヶ国の計 0.1%
TPPとともにアジアの成長を伸ばすとか言ってるけど アジアへ売れるのは、TPPの0.1%部分 これは、アジアの成長とか関係なく実質的に日米貿易。
日米自由貿易であって TPPに入らないと世界の孤児になるは統計上 全くの出鱈目。 TPPが東アジアのルールになるためには、韓国と中国が入らないとならない。 韓国はFTAを選んでいる。韓国は、TPPに入ると アメリカに輸出したい国ばかりなので、みんなアメリカの味方になる。 ルールメーキングをしたら韓国や日本の味方にならない。 だから韓国は2国間で勝負しようとしている。中国は、自由貿易以前の為替の自由化で入りっこない。 つまり日米。
日本は輸出先でアメリカを考えるが、アメリカは5年間で輸出を2倍に拡大する。つまりアメリカは貿易黒字を増やすと言っている。 輸出拡大戦略のためTPPを活用すると言っている。アメリカが輸出できそうな国は日本しかない。つまりアメリカは日本に輸出したいと言っているしかもアメリカは失業率 9.8% そんなとこに日本が輸出できっこない。
なぜ、米国は関税を撤廃し自由貿易をしたがっているか? アメリカが輸出を拡大する方策は関税でなく為替?ドル安で輸出しやすくする。
メリカの考え方は、アメリカに味方する国々の中に日本を巻き込んで、多数決でルールを決めていく。
日本の農業に関税を撤廃させる代わりに、関税を撤廃しますが、為替でドル安にするので、日本の工業製品の競争力は、減殺される。 減殺されなければアメリカに現地生産させられる。 いまでも自動車産業は66%が現地生産。 これなら、もう関税も為替も関係ない。
アメリカは日本企業に輸出先を提供もしないし、日本企業に雇用を奪われることはない。 ドル安にして 日本の農業関税を撤廃させると。さらに競争力をつけたアメリカの農産品が関税の防波堤を失った日本の市場に襲い掛かってくる。 そうすることでアメリカは黒字がたまっていく。
どう考えたって日本はTPPで輸出が拡大できっこない。
鎖国か開国かの前に、日本はアメリカにレイプして下さい。男で言えば去勢してくださいという哀れな姿。 中野剛志氏はアメリカか中国の官僚になりたかった。日本をカモにすることなど赤子の手をひねるようなもの
TPPの条件を突きつけて、日本に鎖国したいのかと突きつけて みんな日本はこれに参加しないと生きていけないという思考回路の人たちで 経団連も政府もそういう調子 それでいて、日本国家には戦略がないと言うのですから(笑)
前半部分で終わります。 後半部分で大事なところは、
「自由」という建前で、「関税自主権を取り上げる」という 歴史の教科書に出てくる不平等条約の復活でしかない。
(おまけ)
主要国の農産物平均関税率グラフ
日本の農産物の関税が高いのは一部分のみ。
http://pds.exblog.jp/pds/1/201101%2F11%2F65%2Ff0044065%5F16321877%2Egif
コンニャク 1706%
コメ 778%
落花生 737%
でんぷん 583%
小豆 403%
バター 360%
砂糖 305%
大麦 256%
小麦 252%
脱脂粉乳 218%
転載終了
参考リンク
■中野剛志先生のよくわかるTPP解説―日本はTPPで輸出を拡大できっこない!の文字起こし
http://d.hatena.ne.jp/okurus/20110103/1294042976
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