http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/691.html
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前原は首相目指して舞い上がっている。実態は米軍事筋の茶坊主。米戦略は北朝鮮を挑発することによって、
@日本経済と韓国経済を中国から引き剥がす、
Aその隙に中国市場を米財界が席捲し、
B日本と韓国と、できれば中国・台湾に米兵器を購入させる。
「延坪島砲撃を理由に見送られた李大統領の訪日は、韓国政府「成果が期待できない」と、消極的。日韓防衛相会談の物品役務相互提供協定も、韓国世論の「自衛隊アレルギー」が根強い。前原氏が目指す経済連携協定(EPA)交渉再開についても、韓国側は「メリットがない」と後ろ向きだ」 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011011500298
韓国で前原を歓迎したのは米原子力空母「カール・ビンソン」艦隊で、前原支援にはるばるサンディエゴからやってきた。現在、北朝鮮と中国を牽制する米空母は三艦隊で、異様なほどの軍事的緊張感を演出している。
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2011-01/16/content_21748776.htm
前原やマスゴミを信用すると、「中国軍膨張は極東平和の脅威、日米団結して軍事的牽制する」となるが、これも信用できない。クリントンとゲーツが@普天間合意の即時実行を突きつけたA尖閣は無条件に安保条約対象であると言ったという記者会見報道が、真っ赤な嘘であったことと同じであろう。
米国は、極東米軍を中国にではなく韓国と日本を中国から引き剥がす目的で使っているが、その裏で中国への経済進出による財政建て直しに躍起である。昨年、GMとフォードが中国に販売した台数が日本国内販売に匹敵するほど巨大になった。これを2倍4倍に増やそうとしている。
ガイドナー財務長官も米国経済の再生は中国向け輸出急拡大の成功にかかっていることを隠さない。「中国向け輸出の増加率は日韓独仏などの2倍で急速に増加しており、10年後の米国輸出先国の第一位は中国」と。http://japanese.cri.cn/881/2011/01/15/141s169600.htm
18日から胡錦濤主席が米国政府の招きに応じて訪米する。米国政府は国賓待遇を準備。意見を戦わす気は毛頭無く、中国の米製品輸入拡大にひたすら感謝の意を表して、揉み手してさらなる拡大をお願いする体制である。
「人民元」と「人権抑圧」問題を胡錦濤主席に直接突きつける可能性など、少なくとも米政府にはない。むしろ、ジャパン・ハンドラーズなど中国脅威論から利益を得ている外野を押さえることに腐心しているはずである。だから、こんな記事は悪質⇒http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011011600069
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前原誠司はワシントン詣でと韓国を威武するつもりの訪韓を幇間のようにやっている。彼の過去の露骨な中国脅威論と昨年の尖閣海保事件から、中国が前原を心から許すことは二度と無い。中国国民がそれを許さない。だから、実務的にも重要な日中会談に行こうともしないし招待もされない。
日中交渉は丹羽宇一郎大使が獅子奮迅の努力を重ねている。これに、前原誠司以外の多くの日本人が協力し、中国も暖かく迎え入れている。最近の例をあげて、この項を終わりにします。
@第5回中日友好21世紀委員会(1/11〜)唐家セン元国務委員、丹羽宇一郎大使
http://japanese.cri.cn/881/2011/01/11/145s169417.htm日本側の代表団長「何もしないでいれば、いつまでも冬の状態が続いていくかもしれない。冬を終えて、春が早く来るような努力をしなければならない」と悲壮感。
悲壮感の原因はもちろん「尖閣」。日本の政権交代で「靖国」問題が後ろに引いたとおもったら、前原が「尖閣」で突っかかってきたという具合である。中国政府は必死で抑えたが、中国国民は納得していない。だから、米国の中国進出を片目にして涙目なのだ。
http://japanese.cri.cn/881/2011/01/12/145s169469.htm
A日中友好協会の北京訪問(1/11〜)自民党の加藤紘一が団長で辻元の顔も見える。
http://jp.xinhuanet.com/2011-01/12/c_13686586.htm
B中日グリーン(エコ)経済・資源循環政策セミナー(1/9)張徳江副首相、中西宏明日立社長らhttp://jp.xinhuanet.com/2011-01/10/c_13683635.htm
中国は「第12次5カ年計画(2011〜)で省エネ・排出削減を重点に、資源節約型の、環境にやさしい社会の建設を加速する」これに日本の協力が不可欠だと述べている。経産相や環境相が同行すべきであった。ベトナムに首相、外相、経産相、防衛相、それに米空母まで出張したのと大違い。
C五百籏頭防大学校長がインタビューで「バブル崩壊と少子高齢化で苦しんでいる日本が再生するチャンスを中国が与えて欲しい:そのためには、中国への羨みや反感や敵意は有害」という意味を述べたが、日本政府がこれでは如何ともしがたい。
http://jp.xinhuanet.com/2011-01/06/c_13679025.htm
D北沢防衛相の会談内容を報じているが、例の如く真実を伝えているか疑わしい。中国政府は、マスコミと官僚の双方に悪意を感じるに違いない。「対中国で連携=日・インドネシア防衛相」http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2011011400529
E内閣改造で前原誠司が留任したことに落胆した中国政府は、枝野の要職起用で警戒感をあらわにした。「タカ派が日本の内閣の要職に就き、対中政策はさらに強硬になるだろう」と。米国の思う壺に嵌まり込んでいる。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2011011400989
日本が中国の「人権抑圧」や「軍事的脅威増大」や「尖閣領土」や「技術窃盗」を煽って米国に支配されることは、日本の自滅を招く。(おわり)
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