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2011⁄01⁄15(土) 16:53
逮捕された同じ日に意趣返し!石川知裕議員の並々ならぬ決意を感じる
石川知裕衆院議員が、佐藤優氏のアドバイスでICレコーダーを忍ばせ、小沢氏を「起訴相当」とした検察審査会の1回目の議決(昨年4月)を受けて、昨年5月17日に東京・霞が関の検察庁舎で約5時間にわたり行われた再聴取の全てのやり取りを録音していたということが話題になっている。
これが、ほんとんど全てのマスメディアで報道され、今後、波紋を呼ぶことになりそうだ。
この中で、検事は「石川さんが全面否認で来るならやってやろうじゃないか。特捜部は徹底抗戦する」などと発言。石川議員が「小沢さんが、いかがわしいお金を集めて(土地購入の原資とされる)4億円をつくったなんて認められない。4億円を隠そうと思ってやったのではない」と否定すると、検事は「それでは上が納得しない」などと話したという。
さらに検事は「石川さんも(小沢氏の)強制起訴は望まないだろう。保釈後の供述を変えたとなると、小沢さんから強い圧力があって供述を変えたと検審は見る。そうすると強制起訴になってしまう」と脅したという。
検察側は捜査時、水谷建設元幹部が石川議員に渡したと供述した5000万円を土地購入原資の一部と見ていたが、石川議員は一貫して否定。一方で石川議員は「表にできないお金だと思い隠した」などと供述した調書にサインをしていた。
今後は、大阪地検特捜部を舞台にした一連の事件を受けて設置された法相の諮問機関「検察の在り方検討会議」でも議論の対象となることが予想される、ということだ。
(参照:資料ブログ)
思えば、ちょうど一年前の同じく1月15日、石川議員は初めての通常国会に望む直前、国会登壇を目前にして逮捕・拘留された。
この同じ日に当てて情報を出したことは、石川議員の並々ならぬ悔しさ、無念さの裏返しであり意趣返しであろう。
昨年、本ブログで次のように書いた。
検察VS小沢の全面戦争へ「石川議員・池田元私設秘書・大久保公設秘書一斉逮捕」
≪検察VS小沢さんの全面戦争突入
「石川議員・池田元私設秘書・大久保公設秘書(逮捕状)逮捕」
ここまで検察が腐りきっている組織だとは正直思わなかった。私の見立ても大甘だった。
これから毎日、検察リークによる報道一色に染まっていく。
通常国会が始まる直前の逮捕により、他の大事な情報や重要法案などの政治情報も吹っ飛ばされてしまうだろう。
それを考えただけで憂鬱になる。
昨年の小沢さんの代表辞任とシンクロしてくる。・・・≫
あれから一年、マスメディアとタッグを組んだ権力機構は、使える制度は歪めてまでも、全てを総動員して小沢さんをターゲットに攻撃してきた。
結果、小沢さんの強制起訴という最悪の事態まで追い込まれている。
だが、権力機構は重大なミスを犯した。
権力機構により貶められた政治家や著名人達が、書籍やシンポジウム、一部メディアによって可視化され、今まで目くらましにあってきた国民が徐々に気づかされ、声を挙げてきている。
今までならマスメディアが大本営発表よろしく、偏向報道、捏造報道を繰り返して国民を洗脳してきたが、現在では様々な経路で情報を得られるようになり、新聞テレビの情報を信用しない国民が現れだしてきた。
村木裁判で明らかになった証拠改竄などで検事三人が逮捕され、検事総長までもが任期途中の辞任と、明らかに検察側が追い詰められている。
検察・警察・裁判所や官僚機構などにより苦しめられ、蔑められてきた名も無き多くの国民が報われる時が近づいている。
昨日、東京新聞1月14日付『本年のコラム』で、佐藤優氏が「後悔」というタイトルで鈴木宗男氏について書いているので書き写しさせていただく。
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≪喜連川社会復帰促進センターで服役している鈴木宗男前衆院議員から一月五日付けの手紙が届いた。便箋に検閲印が押してあった。ひどく寒い独房から「『イワン・デニーソヴィッチの一日』を読んで、あの酷寒のラーゲル生活を送った人を思う時、ここは天国と思われます。ソルジェニーツィンの苦労を考えれば、まだ恵まれています」と書いて寄越した。
筆者は鈴木氏に「申し訳ない」と心の底から思っている。北方領土問題を解決するために外務省は鈴木氏の政治力を必要とした。筆者は当時の外務省幹部の命令に従って、鈴木氏を外務省に引きずり込む工作に従事した。鈴木氏は北方領土交渉、アフリカ外交、予算・定員の確保などで外務省の応援団長になった。
二〇〇二年、田中真紀子氏が外相になり、機密費問題に手をつけようとした。外務省の腐敗、幹部のスキャンダルが一挙に表に出そうになった。
その不祥事隠しを外務官僚は鈴木氏に依頼した。その過程で鈴木氏は外務官僚の秘密、スキャンダルを知りすぎてしまった。鈴木氏の力を借り、外務官僚は田中外相追放に成功した。そして「知りすぎた宗男」を始末する必要に外務省は迫られた。当時、筆者は外務省がこんな恐ろしい組織だとは思わなかった。鈴木氏を外務省に引き寄せるのではなかったと後悔している。(作家・元外務省主任分析官)≫
栃木県さくら市にある同センターは、決して暖かくは無いだろう。極寒の中でお身体だけは壊さないよう元気な姿で戻ってきていただけることだけ祈るばかりである。
時の小泉政権と外務省、検察が一体となって、鈴木氏と佐藤氏が嵌められ追いやられた。
官僚は組織を守るためなら何でもするということがよくわかる。
小沢さんについても、検察・司法から見れば、もし裁判で無罪にでもなれば、その痛手は計り知れないと、総掛かりで、あらゆる権力・謀略を使って仕掛けてくることだろう。
油断は禁物である。
江田法相の就任会見でも早速「政治とカネ」を持ち出し、敵意を剥き出しにしている。
本日、東京新聞1月15付けの社説で、他紙では絶対に見られない、国民の立場に立った正論が書かれている。
まだ読まれていない方は、是非ご一読すること進めたい。
『菅再改造内閣が発足 増税シフトなら許さぬ』(東京新聞)・(資料ブログ)
また、既に録画の準備をされている方も多いとは思うが、明日16日、朝7時半からフジテレビ『新報道2001』に小沢さんが生出演するとのこと。
番組HPには
「緊急小沢一郎元代表生出演、菅改造内閣に激辛注文どうするマニフェスト全てを語る」
と書いてある。
※後でまたチェックすると次のように書き換えられていた。
「緊急生出演・・・小沢一郎SP今こそ語る改造内閣&TPP&ニッポン外交政治とカネ」
やっぱり政治とカネを最後に強引にくっつけてある(笑)
この微妙な時期に地上波に生出演というのは非常に珍しいと思う。
何を語るのか、とにかく必見である。
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