http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/653.html
Tweet |
総裁である谷垣氏は与謝野氏の民主党政権を非難しているが、彼が立ち上がれ日本に移籍した時には除名処分だけで、議員辞職は求めていなかった。自分たちに都合が悪い時だけ議員辞職を求めることは道理に合わない。菅直人と同じで不条理な事をしている。さらに「強い社会保障のために消費税を増税する」と述べているそうなのだが、わずか3〜4年前には確か公明党と共に、100年安心の年金制度と豪語していたのではなかったのか。ここでも不条理を行おうとしている。
そもそも自民党には何の政策理念もない。やっていることは過去からの政策の見直しのないダラダラした継続だけである。ちょっと小泉純一郎が「郵政民営化すれば全てがバラ色になる」と国民を騙して、ネオリベラリズムの形だけをまねて国民生活をぶち壊したのが記憶に新しい。民主党に外交政策や安全保障政策がないと言いながら、韓国による竹島の実効支配には何も手を付けず、北方領土も何も解決できなかった。沖縄の基地問題はもっとひどい。彼らの言う安全保障というのは米国への隷従に過ぎない。
子ども手当や高校の無償化などの国民に対する直接の税金による支援策は自民党時代には考えられなかった政策である。その根本的な違いは「補助金」という官僚や業界団体を経由せずに直接、還元する方式だからだ。この方式を許せば官僚は天下り先を作れず、議員たちは業界団体を作って自分たちへの利益誘導も不可能になるからだ。そこで造られた言葉が「ばら撒き」であった。
本当の意味の「ばら撒き」とは、自民党が続けた一県一空港とか、造っても機能しない港湾施設、過去の遺物であるダム政策の見直しなき継続、車の走らない高速道路建設などの無駄な公共事業を中心とした国民無視のばら撒きである。結果は900兆円にもなる財政赤字であった。そしてこの責任は誰も取っていない。その答えが「増税」である。この国はおかしなことにマスコミまでもが平気で、財政赤字だから国民は負担を増やせの大合唱である。なぜ一般会計の4倍にもなる巨額な予算になる特別会計や公務員の給与、職員の数、地方と重複する無駄な事業の整理など、子供でも分かる事を議論しないのか。規模の小さな一般会計だけを取り上げて、規模の大きい特別会計を全員で無視しようとしている。正に国をあげて不条理というより詐欺を続けているのだ。
我々は、このような不条理を正したくて政権交代したのだ。だからこそ、それを覆そうとしている菅直人とその同調者達を決して許すわけにはいかない。ましてや元の自民党が何も反省もなく増税などとほざいている事はもっと許せないのだ。
政治家も官僚もマスコミもいい加減にしろよ、国民は最後には本気で怒るぞ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK104掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。