★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK104 > 604.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
民主党が政党政治を破壊する Aobadai Life
http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/604.html
投稿者 行雲流水 日時 2011 年 1 月 15 日 14:11:01: CcbUdNyBAG7Z2
 

http://ameblo.jp/aobadai0301/entry-10768756939.html
2011年01月15日(土) 06時48分14秒

民主党が政党政治を破壊する


小沢派(国民主権派)と菅・仙谷派(既得権益追従派)の対立で私たちも考えてしまいがちだが、この与謝野さえも取り込んだ菅改造内閣が、いかに民主主義政治にとって、深刻な事件であり、歴史に汚点を残すかを私たちは考えなければならない。

なぜ民主党は政権交代を実現できたのか。

それは、自公政権における既得権益への利益誘導政治により、国民の生活が疲弊し、それゆえに「国民の生活が第一。」とした民主党に、変化を本来望まない日本国民が、戦後はじめてとなる本格的な政権交代を託したわけである。

それが、菅政権は国民を完全に裏切り、消費税増税、法人税減税、まともに議論もされない中でのTPP参入と、小泉政権以上の既得権益追従政治に回帰している。

これはとんでもない裏切りだが、私たちはこの先の民主主義政治を考えるためにも、なぜこんなことが起こったのかと、事実を直視しなければならない。

まず、明らかなこととして、今回の菅民主党による裏切りの連続で、これまで民主党が10年にわたって進めてきた「マニフェスト選挙」というものは、価値を持たないものになってしまった。
マニフェストで選んでくれ、と言いながら、政権交代をしたら、今度は真逆の政治をやるわけだ。これでは、もう国民は民主党がマニフェストを掲げたところで信じない。これは民主党だけでなく、他の政党のマニフェストも信じない不信感が蔓延するだろう。

さらに考えなければならないことは、なぜ菅や仙谷の暴走を、民主党の議員は止められないのか、ということである。先の代表選でも小沢一郎の国民主権派の政治を支持した議員は200名以上いたが、なぜその状況で、小沢系を徹底排除し、また執行部が決めたことが、そのまま民主党の決定としてまかり通るのか。
小沢系の議員も、2009年の政権交代で選ばれた議員がほとんどのはずだから、体をはってでも暴走を止めなければいけないはずである。それが多数決で菅・仙谷が握れば、なんでもありで暴走を許してしまうところが、理解できない。
解散されるのが怖いとか、マスコミが怖いとか、アメリカや官僚が怖いとか、小沢に次ぐ人材がいないとか、いろいろあるだろうが、なぜ政党政治でこんな暴挙が起こりえるのかを、この先の民主主義政治のためにも、研究されなければならない。

どう考えても納得できないのは、私たちは民主主義のリスクとして、ナチスのような極端な民族主義が民主主義政治の中から生まれたことや、戦前の大政翼賛会の出現を反省し、警戒するわけだが、しかし、今回の民主党のようなケースはちょっとこれは想像を超えている。

つまり、選挙で掲げたマニフェストと真逆の政治をやりながら、それでいて、どこまでも軽い首相の「口から出任せ」の言葉と、マスコミの報道と、民主党議員たちの腰抜けぶりと、国民の意識の低さで、まるで何事もなかったかのように、それがまかり通ってしまう、おかしさなのだ。

私たちは民主主義政治を考えるうえで、今の民主党をどう受け止めればいいのだろうか。

そして、菅改造内閣では、当然のように消費税増税に突き進んでいき、国民はそこに抵抗もできないのだろう。

これは民主主義政治とは言わない。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2011年1月15日 15:20:30: Sx4BKLXNCo
菅をはじめ、反小沢を挙党体制と言っているオリジナル民主党連中がやっていることを知りたければ、ドラえもんの「ポータブル国会」(15巻)と「のび太の地底国」(26巻)を読むといい。

のび太が最後にとった行動は、全くもって一致する。


02. 2011年1月15日 15:34:11: PPAJr6WqwQ
現在の我が国の政体である、議会制民主主義の否定です。

議会制民主主義、すなわち主権者国民が選挙で選んだ代表が国権の最高機関となる。
この政体を望まない者、認めない者がいるということです。

しかも、主権者国民が自分の権力の分身である政治家を守らないのですから、主権者の権利を侵害されても仕方がないでしょうね。

政治家は、穢れた悪い奴だという差別意識(無意識の日本的宗教的感情)が、国民が自分で自分の首を絞めることになっているのではないでしょうか。


03. 2011年1月15日 15:52:37: uC8DKpjnU6
郵政民営化改革法案が人質にとられてるんだろうことは判る。
ただ大人しくしてれば菅が約束をまもるかどうかは不透明だね。

04. 2011年1月15日 18:04:05: DwyLVprml6
>民主党が政党政治を破壊する

こういう言い方には抵抗感があるな。
破壊したのは民主党内「仙菅一派」であって「民主党」ではない。
悪知恵に長けた手代が主人を奥座敷に押し込め、店の看板はそのままに
メニューを変えて営業しているのが現在の民主党である。


05. 2011年1月16日 07:55:31: umGix03Bsg
国民からすれば、確かに「民主党が」という事になる。
中身は「さきがけ、政経塾」出身メンバー主導の政権でも。
その中でも大雑把にいえば「前原と野田に菅の会」で決めているようなものだが。
しかし「前原、野田と仙谷、枝野と菅、岡田」だけみても一つに纏まっているのが不思議で、要は対「小沢」で纏まっているだけ。
こんなのが、政権をまわしているのだから、評価されようがない。
それでも政党は一つ。「民主党」全体の評価となる。
統一地方選は惨敗間違いなく、皆もわかっているだろうが、それでも動けない。
結果が出た時には手遅れなのに。

06. 2011年1月16日 10:05:13: L66dsQkzT2
中間派議員は、温い温泉に浸かってポーズを作り、悦に入っている段階だろうね。なにしろ官僚機構がでかいし固いしで、制御するより乗っかってる方が楽だから。脳みそのないタコのような政権で、早晩、名実ともに国民から総スカン。もうなってるか。

政党政治が議決にあたって党として一致することだとすれば、どの党議員もそれを基本にするはずだから、問題は、党の合意形成だ。
マニフェストは、まず党内事案だから、その変更または変更内容を拒否するなら代表を信任するかどうかだ。

国民に対しては、任期中にマニフェストの基本事項を変更をするなら、国民の理解・支持が得られるかどうか、選挙で問うのが当然。それなしに変更すれば、政権政党として、国民に対して約束を破ったことになる。

現状、マニフェストを変える議決はしたかもしれないが、どう変えるのかは、不明。

増税については、「これまでの予算ムダを徹底して削減した上で、それでも足りなければ、国民の負担を願う」という約束だったはず。奸政権のこれまでのムダ削減で十分と思う人は、皆無だろう。小沢・鳩山系議員は、その点を重視し、政治判断の基準にするのではないか。


07. 2011年1月16日 14:37:38: s1dZxO2Ucc
>なぜ菅や仙谷の暴走を、民主党の議員は止められないのか

検察と電通マスゴミNHKががコラボ
すればクーデターが可能である事実を
国民が認識していないからだべさ。


08. 2011年1月17日 03:15:17: Kfak82VTWo
党議拘束ハンタ〜イ!!!
議員の信念は、有権者の意志だ〜!!!じゃないのか???

09. BOSATU 2011年1月17日 15:57:59: sXkWSVcMAHme2 : Tk5K5hQi52
増税・増税で、もはや鼻血も出ん状態・・・。先日、NHKにて、宮城知事だったと記憶・・。トヨタの企業誘致に成功との事。中国の速さに対応す・・までは、納得、ところが、市民税増税との発言・・。自身の記憶では・・。です。これ、どー理解すれば・・・。とっとと、BRICsでの海外生産して欲しいと思った次第。いかがなものか?

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK104掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK104掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧