http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/571.html
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小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、元秘書の衆院議員・石川知裕被告(37)が、東京地検特捜部から昨年5月に再聴取を受けた際、検事とのやりとりを録音していたことが分かった。検事が「(勾留中と)違う供述をすると、検察審査会の印象が悪くなる」などと捜査段階の供述を維持するよう迫ったことが記録されているという。
石川議員は2月に始まる自らの公判で、捜査段階の供述調書の信用性を争う方針だ。
石川議員は土地取引事件で、昨年1月に政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で逮捕された。特捜部の調べに、収支報告書の提出前に小沢氏に報告・相談したと認める内容の調書に署名した。
石川議員は起訴されたが、小沢氏は不起訴とされた。しかし、小沢氏について1回目の審査をした東京第五検察審査会が昨年4月に「起訴相当」と議決。その後、再捜査で再び特捜部から聴取を受けた石川議員が、供述調書と異なる内容を語ると、「それじゃ上が納得しない」「違う供述をすると小沢さんも不利になる」という趣旨のことを検事に言われたという。検事は「録音していないよね」と断って聴取したが、石川議員はICレコーダーで録音していた。昨年暮れに弁護団に打ち明け、今年に入って公判前整理手続きで録音内容を証拠申請した。
http://www.asahi.com/national/update/0115/TKY201101140544.html
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陸山会事件:石川議員が再聴取を録音 「自供誘導」主張へ :毎日新聞
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、小沢氏を「起訴相当」とした検察審査会の1回目の議決(昨年4月)を受けて昨年5月、元秘書の石川知裕衆院議員=同法違反で起訴=が検察に再聴取された際、取り調べの模様を録音していたことが分かった。関係者によると、捜査段階で容疑を認める供述をしたとされる石川議員に、検事が「勾留中の供述と任意調べの供述が変遷すると検審に悪い影響を与える」などと、認めた供述を維持するよう迫ったという。
石川議員は2月7日の初公判で起訴内容を否認する方針。供述は誘導されたもので、信用性や任意性を否定するものとして録音した内容を書面化し、公判前整理手続きの中で裁判所に証拠申請している。大阪地検特捜部を舞台にした一連の事件を受けて設置された法相の諮問機関「検察の在り方検討会議」でも議論の対象となることが予想される。
関係者によると、再聴取は昨年5月17日に東京・霞が関の検察庁舎で約5時間にわたり行われた。石川議員は元外務省主任分析官の佐藤優氏のアドバイスでICレコーダーを忍ばせたといい、冒頭で検事から「録音をとってないよね」と確認されたという。
この中で検事は「石川さんが全面否認で来るならやってやろうじゃないか。特捜部は徹底抗戦する」などと発言。石川議員が「小沢さんが、いかがわしいお金を集めて(土地購入の原資とされる)4億円をつくったなんて認められない。4億円を隠そうと思ってやったのではない」と否定すると、検事は「それでは上が納得しない」などと話したという。
さらに検事は「石川さんも(小沢氏の)強制起訴は望まないだろう。保釈後の供述を変えたとなると、小沢さんから強い圧力があって供述を変えたと検審は見る。そうすると強制起訴になってしまう」と話したという。
検察側は捜査時、水谷建設元幹部が石川議員に渡したと供述した5000万円を土地購入原資の一部と見ていたが、石川議員は一貫して否定。一方で石川議員は「表にできないお金だと思い隠した」などと供述した調書にサインをしていた。
http://mainichi.jp/select/today/news/20110115k0000m040133000c.html
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