http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/556.html
Tweet |
2011年1月14日 (金)
菅改造内閣の空威張り考(れんだいこのブログ)
http://08120715.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-dd87.html
菅政権は、両院議員総会、党大会、内閣改造を乗り切り安堵しているのかもしれない。しかし、れんだいこには死の行進に向けて歩を進めているとしか見えない。しかも、二度と政界に生き残れない政治評論家としても再起の難しい最悪のド壺に向かっているように思える。組閣は首相権限であり、采配の巧拙が一目瞭然となる。こたびの菅再改造内閣を評して、菅の能力ないしは癖を窺うことにする。
菅は、更に露骨な片肺人事を強行した。党内の半数を占める小沢派を徹底的に排除し、返す刀で党外の小泉式構造改革派の与謝野をひっこ抜いた。この裏に何があるのか。与謝野の意思だけではあるまい。れんだいこは、自民党系シオニスタンとの同盟が成ったと見立てる。
普通には、多少の比重差はあろうとも党内の挙党体制を常道にすべきところ、である。菅は、それを拒否するところに感激を味わう質らしい。変則組閣を自画自賛している。更に注目すべきは、国土交通相の馬淵澄が大畠章宏に、国家公安委員長の岡崎トミ子が中野寛成に代わった以外は前内閣閣僚のたらい回しであることである。しかも、かなり役職を兼務させており、他の議員の登用の芽を摘んでいる。要職閣僚を露骨に仲間内で固めており、総じて政権を私物化していることが分かる。本質的に引きこもり系空威張り内閣になっている。
注目すべきは、焦点の官房長官を仙石から前幹事長の枝野に戻していることである。枝野は参院選の敗北責任を取らされた筈であるが、何食わぬ顔で再抜擢されている。これは、菅が、先の参院選の敗北に何ら痛痒を感じていないことを示している。岡田幹事長の留任は、参院選敗北以来続く党の退潮に対して、菅が何ら痛痒を感じていないことを示している。例え支持率1%でも首相職にかじりつくなる言明と合わせて考えて見れば、かっての小泉の「自民党をぶっ潰す」なる絶叫とハーモニーしており、「民主党をぶっ潰す」を使命としていることが分かる。
菅は、消費税増税に命を掛けると宣言しており、その布陣として敢えて与謝野を経済財政・税と社会保障担当相に据えた。しかしながら、消費税増税は党内に異論も多くマニュフェストではない。マニュフェストにしているものを次から次へと反故にし、マニュフェストにしていないものをやり抜くと云っていることになる。武器禁輸の解禁も然りである。法人税率切り下げも然りである。日米同盟深化論も然りである。沖縄の普天間基地移転の辺野古案も然りである。重要法案となると何から何までサカサマになっている。
政権を取るまでは甘言式のマニュフェストで選挙民を釣り、政権奪取後はマニュフェストの反対のことばかりするとなると、これは前例のない政界不祥事であり、2009衆院選の詐欺性が問われるべきではないか。れんだいこの知る限り、自民党時代の総裁選は政権課題を掲げ、首相になるや必ずその実現に向かって奮闘努力している。そういう意味で政権取り以前の言辞に不実はなかった。
象徴的事例は田中角栄である。日中国交回復をやると宣言し、首相になるやすぐさま着手し、見事な手綱で共同声明をものにしている。その他の施策も然りである。人は金権腐敗の元凶と云うけれど、角栄の言辞にウソはなかった。やらないものは却下し、やると云ったら直ちに取り組んでいる。これが裏表のない政治である。
これに照らすと、中曽根政治が大物言いのウソばかりであった。れんだいこがダカツの如く嫌う小泉は案外ウソはついていない。政治にウソが常態化したのは、政権交代以来の民主党政権下の鳩山政治からである。但し、鳩山政治にはまだしもバランス感覚があった。それさえなくし悪い癖だけ受け継いでいる菅政権となると何の取り柄があるのだろう。
菅のいうところの言に耳を傾ければ、政治の信に忠実であろうとすれば、政策に近い者同志を糾合し、民主党を飛び出て政界再編成の新党を立ち上げれば良い。民主党のままマニュフェスト反故政治に興じるのは尋常な感覚ではない。その異常人格者が、金権政治批判で小沢どんの政治訴追に殊のほか執心している。これは一体何なんだろうか。しかも、菅自体つつかれば埃が一杯の身であるというのに。
れんだいこは早くより菅派を、現代世界を支配する国際金融資本帝国主義の御用聞き売国奴シオニスタンと規定している。この規定以外に、菅派のやっていることが説明つくだろうか。「上からの反革命」で、自党である民主党潰しに躍起となっている。民主党内をかき廻し分裂抗争させ、民主党の幻滅が頂点に達したタイミングで衆院解散に打って出る。こういう筋書きが見える。
当然の如く民主党は再起不能の致命的打撃を受ける。国際金融資本帝国主義の日本ハンドラ―ズは、菅派に云い渡している。心配するな。後のことは面倒見るから。安心してお前たちは云われたシナリオに基づきピエロしておれば良い。ならば安心と合点し、上目づかいに次の指示を仰いでいるのが菅派の生態ではなかろうか。
こういう裏の仕掛けはいつしか露見することになる。そういう訳で、菅派の将来は暗い。それを意に介さないところが菅派の粗脳さである。自民党と組んで細川−羽田政権を潰して首相になった社会党の村山は郷里の田舎に引きこもった。彼はまだ良い。菅派は郷里さえ戻れない。袋叩きにあうしかない。そういう意味で、日本ハンドラ―ズの用意する特性の保護区に住むことになるだろう。それが国内か海外かは分からぬが、我々の目につくところには居れないことは確かである。これから判明するだろうが、それほど酷い政治を仕掛けようとしている。ほとぼり醒めたら首を洗って待っておけ、これ申し渡しておく。
もとへ。かくまで露骨に小沢派パージに悦楽している以上、菅派と小沢派は共存ができなくなった。どちらかが民主党を相続し、外れた方が出て行かざるを得ない。こたびの菅改造内閣はそういう非和解的方向に舵を切った。菅派が小沢派に宣戦布告した。こう確認すべきだろう。仲裁を買って出る者は徒労に終わろう。菅派の政権私物化による強権的シオニスタン政治は意図的故意の確信犯であり、説教は無駄と心得るべきだろう。
これを誰が画策しているのか。菅派は総員ピエロであり、このシナリオの裏のライターを想定しなければならない。ここが闘いの正念場となる。この闘いはずっと続いている。心配いらない、国際的情勢は我々の側に有利に展開しつつある。今や闘いこそが正義であり、折衷は意味を為さない。その峠は既に超えたとみるべきではなかろうか。
@28SOBA ←Twitter(ツイッター)
↓クリックすると代表選党員・サポーター投票用紙の杜撰と廃棄疑惑 エントリー
↓クリックすると不思議な菅の表情エントリー
BBS会社から11月末サービス終了の連絡あり、急遽引っ越しました
↓クリックで【本家】と【遊撃版】「愛、そして生きる 主権者は私たち」BBS。
引っ越し先のBBSでは、子スレッドが現在11個あります。
↓以下子スレッドのリストです。新投稿があると一番上になります。「一郎ファンです。駄目ですか?」では現在小沢一郎応援者のテーマ音楽を決めました。myself 長渕剛、吉田拓郎のファイトです。
◇ デモ・集会情報など(11)
◇ 言論の自由(3)
◇ 悪徳ペンタゴン(特にマスゴミ)糾弾(0)
◇ この本お勧めです。(1)
◇ 小沢さんを動画で確認(3)
◇ 設定した歌の履歴(2)
◇ Wiki 【植草一秀】 の虚偽情報(0)
◇ 日本の独立(4)
◇ IT関連情報共有(4)
◇ 一郎ファンです。駄目ですか?(5)
◇ 時事川柳(3)
断固としていけば必ずその後に道が出来る 眉を挙げ決然として行くのみ
↓ クリックで24日検審糾弾デモのまとめエントリー。(曲は、 myself 長渕剛、吉田拓郎のファイト、宗次郎の= 道 = )
ラブソングその他歌
バナーは、8・30勝利 ⇒ 7・11隷米菅鉄槌記念
↓植草さんのココログへ、↓モルダウ(我が祖国)
↓植草さんの主権者国民レジスタンス戦線結成呼びかけエントリー(関連)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK104掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。