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【「最大不幸社会の菅直人首相より最小不幸社会の伊達直人」現象、ウソツキ菅、カン違い菅に大ブーイング [板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」] 】
2011年01月13日 21時00分00秒
◆「菅直人より伊達直人」というタイガーマスク現象が、全国に広がっている。これを政治学的に言えば、「最大不幸社会づくりの菅直人首相よりも最小不幸社会づくりの伊達直人」ということになろう。タイガーマスク現象は、菅政権の福祉政策に対する痛烈な批判を内臓している。
連日連夜の如く東京・赤坂あたりの高級料理屋に繰り出す菅首相とその腰巾着と児童養護施設にランドセルを届けるタイガーマスクの伊達直人、これほど鮮明なモンタージュ(視点の異なる複数のカットを組み合わせて用いる映画技法)はめったにないだろう。早い話が、菅首相が提唱している「最小不幸社会」づくりは、口先だけの「ウソ政策」ということだ。「菅直人」の差出人名で、ランドセルが届いても、だれも信じないし、喜ばないに違いない。
◆児童養護施設は、全国に575施設ある。新入学の児童が1施設平均5人いるとして、毎年、ランドセル2875が必要、1つ20000円〜30000円として、5750万円〜8625万円の予算で、子どもたちを喜ばせる。子ども手当てを保護者の所得に関りなく支給するくらいなら、万年赤字で苦しんでいる児童養護施設を手厚く支援する方が、善政になる。
◆菅首相は、12日の民主党両院議員総会で、「この7か月やってきたことは、大きく見て間違っていなかった。日本がもう一度、元気な国になったきっかけが、あの2009年の衆院選の政権交代だったと言えることを確信しながら、自信を持って進んでいこう」と挨拶したそうだが、「菅のカン違い」も甚だしい。
衆院306議席、過半数241議席を突破できたのは、小沢一郎元代表が新人143人を当選に導くことができたからである。これが出来ていなかったら、163議席止まりだった。つまりには、現在、民主党が政権の座にいられるのは、選挙違反で辞職した1人を除き、新人142人のお陰なのであり、新人だからと言ってこの数を侮ってはいけない。とくに、最大の功労者小沢一郎元代表に感謝するべきなのである。それをないがしろにする菅首相や仙谷官房長官、岡田克也幹事長らは、まともな人間ではない。
◆菅首相は、「オープンでクリーン」「熟議」などの言葉を乱発していながら、突然「消費税5%引き上げ」「TPP参加」などを秘密裏に決め、党内熟議を省いて独断先行し、これが「指導力発揮」とカン違いしている。「オープンでクリーン」「熟議」とは裏腹の豹変ぶりに、国民有権者は、菅首相の「マニフェスト違反」に大ブーイングの音を高めている。民主党の国会議員や地方議員が、戸惑い、困惑、その果てに支離滅裂になり、国民有権者への言い訳に苦しむのは、当たり前というよりは、むしろ哀れである。
それなのに、菅首相は、浮世離れ、ノー天気で「あの2009年の衆院選の政権交代だったと言えることを確信しながら、自信を持って進んでいこう」と1人だけはしゃいでいる。国会議員や地方議員は呆れ果てて、ものが言えない。
◆「菅のカン違い」の極めつけは、仙谷官房長官の後任に、「反小沢」の急先鋒の旗頭である枝野幸男幹事長代理を内定したことだ。これは、菅首相の小沢一郎元代表に対する新たな「宣戦布告」を意味している。裏では「手打ち」していると言われながら、表向きはケンカ腰なのである。
これが、小沢支持派の感情を逆撫でして、私学校生が、官軍の発した一発の銃声で走り出し、西郷隆盛に「しまった」と言わしめ、西南戦争へと発展したときのように、今回は、本当に民主党分裂抗争の引金になる可能性がある。
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