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菅直人首相が閣僚などの要職起用を決断した与謝野馨元官房長官(72)。13日午前、たちあがれ日本を離党した直後の会見では「できることがあれば(政権を)手伝いたい」と政権参加に意欲をみせたが、政界では「バカじゃないのか。彼はもう終わりだ」(石原慎太郎東京都知事)など、変節ぶりに猛批判が巻き起こった。
与謝野氏は会見で「無所属で活動し、残された政治生命を日本の将来のためにすべてをささげたい」と主張。離党の理由については「たちあがれ日本は理念の政党で、私みたいに実務的に動く政治家とは、どこか違うところがある」と述べた。
与謝野氏が衆院選で、自民党枠として比例復活当選したこととの整合性を問われると、「現行制度は(離党しても)議席として成立するのだから、議員が自分の良心と責任を持って、行動するということがポイントだ」と涼しい顔で反論した。
「打倒民主党」を掲げて結党したたちあがれ日本は、当然猛反発。同党応援団長の石原都知事は、「政治家の資質の問題。そんなに世間は甘い物じゃない。なんで沈みかかっている船に乗るのかね」と糾弾。離党届を受け取った平沼赳夫代表は「与謝野氏は、たちあがれ日本結党時には『民主党に政権を任せたら日本は終わりになる』と言っていた。整合性が取れない」と猛批判した。
与党色を強める社民党からも批判が。重野安正幹事長は「片山善博総務相のように民間人ならいいが、与党議員でもない与謝野氏を閣内に呼び込むのはいかがなものか。政党政治の根幹に触れる問題もある。ウエルカムとはいえない」と述べ、党利党略を優先させるような人事案に不快感を示した。
与謝野氏は税と社会保障の一体改革を目指し、民主党と自民党との大連立を模索しているとされるが、交渉先の自民党は「単に政権の延命に手を貸すだけ。未来永劫(えいごう)与謝野氏から政治の話を聞くことはない」(党首脳)とあきれムード一色だ。
小池百合子総務会長はツイッターで「そもそも自民党枠で当選した与謝野氏。『たちあがれ』を経たとしても、無所属ならば、一度バッジを外し、民間人として入閣されるのが筋だ」と小ばかにした。
与謝野氏は、菅首相の政敵・小沢一郎元代表(68)とも囲碁を楽しむなど、時局の流れで逃げたり協力相手をくるくる変える「カメレオン人間」(自民党関係者)との批判もある。
自民党を離党する際には、谷垣禎一総裁を「鳩山政権を倒す気構えがない」と批判していただけに、自民党閣僚経験者は「これでこちらとのパイプは完全に切れる。菅内閣は衰退一方だというのに政局が読めていない。単に捨て駒として使われるだけだ」と切って捨てた。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110113/plt1101131625005-n1.htm
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