http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/430.html
Tweet |
民主党執行部は13日午後の党大会を乗り切り、新体制で「ねじれ国会」克服に挑む。しかし、待ち受ける関門は厳しい。12日の両院議員総会で「反執行部派」の不満を抑え込む戦略は不調。小沢一郎元代表を支持する勢力は「第2戦」に備える。攻勢を強める野党に軟化の兆しはなく、前途に光明を見いだせないままだ。
国会近くの憲政記念館で12日に開かれた両院議員総会。岡田克也幹事長が「内紛とか、争っているという認識はまったくない」と「脱小沢」を軸とした党運営への批判に反論すると、会場からは「おこがましい」「何を考えているんだ」と一斉にブーイングが起こった。
小沢グループの急先鋒、森裕子参院議員は「問責決議を出された閣僚はどうするのか、何の方針も示されていない」と追及。質問に立った20人の議員からは執行部批判が相次いだ。
執行部を支持する勢力もやられてばかりではない。小沢氏の政治資金問題を念頭に、米長晴信参院議員が「政治とカネ問題を一刻も早く何とかしろという人は一人もいない」と訴えると、今度は「ええー?」という冷ややかなやじで応戦。「小沢氏は味方か敵か」との問い掛けには失笑で逆襲した。
執行部が狙った党大会前の“ガス抜き”は奏功せず「余計にガスがたまる」(小沢氏周辺)結果に終わった。
今回、小沢氏に近いグループが執行部解任動議など過激な戦法に打って出なかったのは、「あまり突出すると『党内融和を乱しているのは小沢派』とレッテルを貼られてしまう」との判断だ。
既に両院議員総会開催に必要な党所属議員の3分の1以上の署名は確保しており、菅直人首相が小沢氏に離党勧告してきた段階で再度総会を開き、執行部退陣を迫るシナリオを練っている。
署名集めを続ける川内博史衆院議員は「今日は第一歩。静かなる戦いが始まった」と意気込み、「総会カード」を切る最も効果的なタイミングを計っている。
一方、民主党内の内紛を尻目に野党は攻撃姿勢を一層強めている。
「慣例を破らせてはいかん。(新しい)官房長官が国会召集日を伝えるべきだ」
自民党の谷垣禎一総裁は12日午前、逢沢一郎国対委員長に電話し、問責決議を受けた仙谷由人官房長官が衆院議院運営委員会理事会に召集日を伝達に来るなら拒否するよう指示。「官房副長官の代替も認めるな」とハッパを掛けた。
仙谷氏更迭を勝ち取った上で通常国会論戦で首相を追いつめ、「首相問責決議」を可決させ「衆院解散に追い込む」(自民党幹部)−自民党が描く政権奪還シナリオだ。
「立法府の意思を正面から無視しようというのは間違っている。毅然と対応する」
谷垣氏は12日夕、衆院議運委理事会に自身が出席する意向を示した仙谷氏について、怒気を帯びた口調で答えた。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110113/plt1101131216000-n1.htm
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK104掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。